共働きの世帯は、現在では5割を超えています。母親が、仕事を持って働き続けることが当たり前になっているのが現在の情勢なのです。加えて離婚率の増加によって、シングルマザー(シングルファザー)になっている家庭も多いと言えます。また、待機児童の問題や核家族化が進んだことにより、「預け先がない」ということに頭を悩ませる家庭も多くなっています。
こんな状況下ですから、「子連れで出勤したい」と考える人が多いのもうなずける話です。今回は気になる子連れ出勤についてまとめてみました。
子連れ出勤OKの職場もある
「子連れでの出勤をOKにしている」といる会社は、少ないながらも存在します。意外に思われるかもしれませんが、この「子連れOKの会社」というのは、必ずしも育児・出産・子どもの学習関係の会社に限られるわけではありません。ソフトウエアを開発する会社やギフト系の会社なども、この「子連れ出勤制度」をとっています。
子どもと一緒に出勤できたり、子どもを学童保育に預ける必要がなかったりということで、共働きで働く家庭にとって強い味方になっています。少子化が叫ばれている今、このように「子どもがいても働きやすい環境」を作ることは、社会的にみても大きなメリットだと言えます。
また、会社自体のイメージアップにもつながりますし、「子どもがいるから働けない・・・」と悩んでいる優秀な人材を確保できるというメリットもあります。まだまだ珍しい試みであるからか、マスメディアに取り上げられることも多いです。ただ、「昔は求人情報を出していたが、現在は出していない」というところも多いため、子連れ出社が可能かどうかの確認は必要となってきます。
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どのような形態をとっているのか
では、このようにして「子連れOK」という制度をとっている会社では、どのような形態で子どもの面倒をみているのでしょうか。
これには、それぞれの会社で違いがあります。
「子どもを連れて会社に出社してもらう。フロアの一部で子どもを自由に遊ばせることができる」
としているところもあれば、
「預け先がなかったら子どもを連れてきてもらってOK。元々騒がしい職場なので問題ない」としているところもあります。
「大人と同じ机に子どもがついて静かに遊んでいる」というところもあれば、「託児スペースを設けている」というところもあります。
「どのようにして働いていくか」「どのような環境で子どもの面倒をみるか」ということに関しては、同じ「子連れ出勤OK」の会社であってもかなり違いがあります。
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