遠くの病院を選んだために後悔したこと
理想のお産を目指し、こだわって選んだ病院が遠くても幸せな出産と快適な入院生活を満喫できる人がいる一方で、こんなはずではなかったという思いを抱えている人もいます。誰もが理想のお産を思い描きますが、妊娠初期から出産までずっと順調でいられるかどうかはわかりません。そんな緊急事態にも対応できるような心構えと準備をしたうえで、病院を選択しましょう。
ホームページの印象と事実が食い違っていた
病院選びでまず思いつくのは、ホームページなどで情報を集めることですが、ホームページの情報ばかりに頼り過ぎると、実際はイメージとかけ離れていてがっかりすることがあります。理想のお産にこだわるあまり、大事なことを見落としてしまうことも。遠くから通う価値がある病院なのか、一度は自分の目で下見をしてから決めるのがおすすめです。
講習会など全てに参加したくても無理だった
初めての妊娠においては誰でも全てを完ぺきに準備したいと思うものです。そこで、少し遠いけれど母親学級、妊婦食事指導、マタニティービクス、ヨガなどの講習会が充実した病院に決めたとします。いざ検診に通い始めると道のりは遠く、電車やバスが混んでいたりして、通うのがおっくうになってしまうかもしれません。検診だけで精いっぱいで講習どころではなかったということにもなりかねませんね。
いざという時に渋滞で間に合わないことも
お産はいつはじまるかわかりません。陣痛の前に破水してしまうこともめずらしくありません。そうなると一刻も早く病院へ向かわなければいけませんが、遠くの病院へはどうやって行くのでしょう。電車はまず考えられませんから、自家用車かタクシーになります。もしも渋滞でなかなか車が動かなかったらどうでしょう。何度もシミュレーションをして考えておかなければいけません。
おわりに
近くの病院で理想のお産ができれば幸せですが、そんな恵まれた環境にあることはごくまれです。厳しい環境の中でも総合的に判断して、こだわりたいポイントはおさえつつ妥協しなければいけないこともあるということを知っておきましょう。産まれてくる赤ちゃんの幸せを第一に考えたいですね。
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小学生と高校生の2人の男の子の母です。海の近くに住んでいます。
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