ついに4月7日に「緊急事態宣言」が発令されました。7都道府県はさらなる自粛生活が続きます。自粛生活中は不要不急以外の外出は厳禁。1カ月の自粛生活で家庭のお金の流れも今までとはかわってくるはずです。この時期に浮いたお金はどれくらいあるのか、どこに補填できるか、お金の支出について考えてみましょう。
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支出が増えるお金は?
1カ月間の在宅勤務、休校と家にいる時間が増えるならいつもよりかかる費用があるはずです。今一度整理してみましょう。
食費
食費が増えるのは確実ですね。大人は在宅勤務、子どもは休校と1日3食、食べなくてはいけません。クックパッドでは「昼ごはん」、「小学生」という検索キーワードは増加しているそうです。おにぎりや丼もの、ラーメン、うどん、パスタなどをローテーションさせるのもよさそうです。育ち盛りの中学生、高校生だと量を求めるのでお米があっという間になることでしょう。食費だけではありません。おやつ代やジュース、お茶などの飲み物代も家にいるとかかってしまいます。
外食は難しいのでついついデリバリーやテイクアウトに頼ってしまいがち。けれど家族全員分だとやはり高くついてしまいます。短くはない自粛生活ですのでデリバリーは月に○度と目安を決めておかないと、膨大な支出になりそうなので注意したいですね。
光熱費
テレビを見る時間も増えるので電気代、3食作るのでガス代、洗い物も増えるので水道代など高熱費は余分にかかるでしょう。極力お風呂は続けて入るようにして保温、お湯炊き代はセーブしたいですね。また家族全員規則正しい生活を心掛けて長時間光熱費がかかることは避けるとよいでしょう。
在宅費用
急きょ在宅勤務になって環境が整っていない人も多いでしょう。パソコンが基本になるのでインターネット環境、ビデオ会議をやるならWebカメラ・ヘッドセットもあったほうがよいかと。数日の在宅勤務なら専用のイスは不要かもしれないです。ただ1カ月となると長時間座っていても疲れにくいイスのほうがベターですね。
筆者も3月より在宅勤務継続中。当初はダイニングのイスで仕事をしていましたが、腰とお尻が思った以上に痛くなってきて・・・アマゾンで低反発クッションをポチっとおしてしまいました。
日用品費
トイレットペーパー、テッシュペーパーは家にいる分、減るスペードは早くなるはず。同じく洗剤や柔軟剤、食器洗い洗剤など・・・日用品費は感覚的に買いだめしたくなってしまうので支出も多くある傾向にあります。在庫はきれることはないのでくれぐれも買い占めはしないようにしましょう。
ネットショッピング・配送代
家ごもりしている間はネットショッピング代が増える傾向があります。ただし一定以上の価格を購入しないと配送費はうわのせされることが多いので覚えておきましょう。
スマホ代
子どもたちは休校なのでスマホやタブレットを使いたい放題ではないでしょうか。4Gといった通常のモバイル回線で動画をみるとデータ通信量を著しく消費しますので、Wi-Fi環境をおすすします。データ容量が少なくてすみ、通信料金を節約できるのです。さらに在宅勤務の大人も加わるとWi-Fiのほうが大容量でサクサクとインターネットに接続できます。
動画配信サービス
家ごもりしている間は時間があるのでネットフリックス、HuLu、FODなどの動画配信サービスに加入してしまうこともあるでしょう。もちろん無料なのではないので500円から1000円の月額費が発生します。あれもこれも加入すると月に数千円の負担が。Amazonプライムビデオならプライム会員向けのサービスなのでプライム会員であれば追加の費用は発生しません。Amazonプライムオリジナル番組も多数あり、一通りの映画もそろっているのでコスパは非常によいです。
指定収集袋(ごみ袋)
家にいるので必然的にごみが多くでることになります。自治体によっては燃えるゴミ、プラスチックゴミ、燃えないゴミのビニール袋が有料のところもあるでしょう。値段の違いはありますが10枚入りで20L=400円、40L=800円となかなかのお値段。自粛前と後ではゴミ袋の消費スピードが違ってくるのでゴミを極力出さないように心掛けたいですね。
減るお金は?
家ごもりすることで支出が増えるものはあります。その反面、支出が減るものはなにがあるでしょうか。その浮いた分を子どもの教育費、ローン返済やマイホームの頭金、将来への貯蓄などにまわすチャンスです。コロナが収束したら思いっきり楽しむためのお金にも使いたいですね!
クリーニング代
毎日会社に通勤していた旦那さん。在宅勤務になった場合はスーツやワイシャツなどをクリーニング出す必要はないので、その分支出はなくなりますね。
外食費
自粛中の外食は必然的に減っていくはず。いかに外食が家族の楽しみだったのがわかる今日この頃。コロナが収束したらどこに行きたいか考えておくのもいいでしょう。
飲み代
通常であればこの時期は仕事仲間やママ友との歓送迎会やお花見が行なわれていましたよね。しかし飲み会がなくなっただけで支出が減少したはずです。また夫婦ともに在宅勤務だと会社の帰りのちょい飲みも物理的にできなくなります。
美容代
在宅勤務をしていると家族以外と会わないので、メイクやヘアに必要性を感じない人も多いと思います。美容院、ネイル、マツエクなど定期的にメンテナンスしていた費用も激減するはず。さらにメイクせずにすっぴんでいることも多いので化粧品を買うこともなくなります。
子どもに関連するお金
学校が休校中なので、電車、バス通学をしていた場合は交通費がかからなくなります。学食代や補食代も削減できます。塾や習い事が休みになったら月謝も不要になるかもしれません。残念ながら学校が休校になっても授業料の返金はありません。
旅行費用
春休みに予定をたてて取りやめした家庭も多いはず。今年はGWがまるまる自粛期間なので、春休みに続き旅行費用は一切かからなくなります。旅行費用は宿泊費、交通費など支出が多くなりますがその分、お金がまるまる貯蓄にまわせることになります。
おわりに
増える支出と減る支出を一度整理して、どれだけ家庭で貯蓄にまわせるか他に補填できるのか考えるいい機会かもしれませんね。
自由に外出できなくて時間があるこの期間にいつもやろうやろうと先のぼしてしていたこと、たとえば使っていない通帳の整理や引き出物の断捨離、収納箱に入ったままの洋服の断捨離、膨大になってきたポイントカードの整理・・・今しかできないことをいろいろ考えながら過ごしてみるのはいかがですか。
そして・・・私たちに出来る最大限の対策を継続し、この事態が収束に向かっていけるよう祈るしだいです。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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