保育士の転職事情その3:辞めたあとの仕事は?
保育所を退職した保育士は、その後どんな選択肢があるのでしょうか。
保育士を希望するなら専門サイトにお任せ
慢性的な保育士不足から、下図のように保育士の求人はたくさんあります。
H29 | H30 | R1 | R2 | |
有効求人倍率(全国) | 3.40倍 | 3.64倍 | 3.86倍 | 2.94倍 |
※有効求人倍率とはハローワークに登録されている「求人数」を「求人者数」で割ったもの。倍率の数字が増えるほど求人の数が多いといえる。
もし職場を変えて、再度保育士として働くのなら、保育士専用の求人サイトがおすすめです。保育士専用の求人サイトはどんなところが便利なのか、詳しくご紹介します。
充実した求人情報!さらに一般には非公開の求人もあり
保育の仕事を専門に扱っているので求人数がとても充実しています。そのため、より自分の条件にあった職場を探しやすいのが魅力です。また、「急募案件」や「少人数募集」など、一般には公開されていない、専用サイトでしか出会えない好条件の求人情報もたくさん登録されています。
事前に職場の情報がわかる!
一般に募集されている保育士の場合、働いてみて初めて職場の雰囲気がわかりますよね。
保育士専用の求人サイトは多数の施設情報を持っているので、職場の雰囲気やメリットからデメリットまで、事前に丁寧に教えてもらうことができます。
専任アドバイザーがサポート
保育士専用の求人サイトでは、専任のキャリアアドバイザーが要望のヒアリング、面接調整、アドバイスや職場との条件交渉まで、すべてをサポートしてくれます。保育業界に精通した転職のプロが味方についてくれるので心強いですね。
登録から転職までの流れ
- 登録…インターネットの登録フォームか電話にて登録します
- ヒアリング…専任アドバイザーへ転職の条件を伝えます
- 求人の紹介…条件にあった求人を専任アドバイザーが紹介してくれます
- 面接設定…日程調整等はすべて専任アドバイザーが行ってくれます
- 面接・条件交渉…面接に向けてのアドバイスをしてくれます。また、給与や勤務条件などの交渉も専任アドバイザーが代行してくれます
- 入職…前職の退職手続きや入職準備などをサポートしてくれます
おすすめ保育士専用求人サイト
保育士専用求人サイトに登録する際は、網羅された情報の中からより自分の条件にあった仕事を見つけるため、複数のサイトに登録することをおすすめします。
ここで編集部がおすすめする保育士専用求人サイト三つをご紹介します。
保育士ワーカー | マイナビ保育士 | 保育士.net | |
対象エリア | 全国 | 全国 | 全国 |
求人数 | 3万件以上 | 5000件以上 | 約3000件 |
特徴 |
トップクラスの情報量を誇る。 利用者の8割が年収アップの実績! 保育士さんから二年連続支持率 No.1の求人サイト |
認知度No.1。年間200万人以上 が利用しているマイナビグループ 運営の保育士求人サイト! 転職のノウハウに詳しい転職 アドバイザーも多数在籍! |
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保育士資格を持っていると便利な仕事
保育士資格を持っていれば、保育所以外でも働ける場所が広がります。
児童館 | 児童厚生員として地域の子どもと遊ぶ |
母子生活支援施設 | 保育、学習、生活のサポートや相談を受ける |
乳児院 | 2歳未満の乳幼児を育てる |
助産院 | 生まれた赤ちゃんのお世話、お手伝いをする |
児童養護施設 | 18歳未満の児童の生活全般のケアをする |
知的障害者施設 | 生活の指導とフォローをする |
保育ママ | 自宅で子どもを預かる |
保育所を退職してこういった施設に再就職しても、今までの経験を生かして仕事をすることができます。
思い切って他業種に転職
やっぱり保育士に向いてなかった!と思う方は、全く違う職種を選択することと思います。ただ、保育士は人手不足により求人数が多いですが、他の職種は保育士資格を持っているだけでは再就職するのが難しい場合もあります。
おわりに
保育士に限らず、自分の職場に全く不満なく働けているという人は、少ないのではないでしょうか。私も保育士を離職した一人として、長年保育所勤務されている方を尊敬します。行政の取り組みにより保育士が増えて、子どもにも保護者にも、保育士にも居心地のよい保育所が増えていくといいなと思っています。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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https://tamagoo.jp/childcare/childminder-and-baby-sitter/
3人の子を持つ母親で元保育士。
早起きして高校生のお弁当づくりに励む日々を送っています。私の元気の源は推し活。推しってどうしてあんなに尊いのでしょうか。
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