兼業主夫は妻と理解し合うことがなにより大切
兼業主夫は、金銭面や日々の家事も含めて、妻と2人で家庭を支えていくことになります。そうなると今まで以上に夫婦での会話や相談が必要になってくることでしょう。双方の思いやりと理解があってこそ、兼業主夫と兼業主婦は上手く成り立つといっても過言ではありません。
常に話し合って、軌道修正をする
兼業主夫には、日々の妻とのミーティングや話し合いは欠かせません。お互いの体調やメンタルにも波があるので、そういった部分も理解し合うには、やはり話し合うことが大切です。はじめから完璧な形は誰でもできるはずはないので、改善点があれば積極的に意見を出し合って、よりお互いが気持ちよく負担なく過ごせるように心がけられると良いですね。
例えば、毎朝食事は必ず一緒に食べて会話をしたり、毎週〇曜日の夜はミーティングをするというふうに、あらかじめ予定を決めておくのがベターかもしれません。
たまにはお互いに頼り合うことも必要
体調が悪い時や、どうしても仕事の手が離せない時などは、お互いに頼り合うことも必要です。もちろん、自分の仕事を請け負ってもらったあとには、きちんと感謝の意を相手に伝えて、あとで穴埋めをしてあげるようにしてくださいね。お互いを労わり合う事が、何よりも大切です。
シビアな家計の話し合いは、将来設計のために必要
少しシビアな話になりますが、将来のためにどれだけお金を貯金するか、子どもの学費や習い事のための備えもしておかなければいけません。どちらの給料をどれだけ使うのか、配分は、財布は一緒にするのかなど、共働きの場合はお金の管理が難しい部分でもあります。
子どもがいる方は、子どもがまだ小さいうちから話し合い始めると良いかもしれませんね。
おわりに
働き方が自由になってきている今、これからどんどん専業主夫の方は増えてくることでしょう。成功の秘訣はやはり、夫婦の理解や思いやり、綿密な話し合いだと思います。
これから専業主夫に専念される方やご検討の方は、それらの点を大切にしてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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