推し活に疲れた人も続出?!推し活の負担について
推し活は好きな人を推せるから幸せな物だと思いがちですが、「推すことに疲れた」と言って、リタイアする主婦の方も多いと言われています。推し活には、どのような負担があるのでしょうか?
お金が足りなくなってしまう
推し活にはやはりかなりのお金がかかります。推している人が歌手であればコンサート代はもちろん、ライブのグッズ代やCDの購入費用、ライブへ出向く交通費や宿泊代など年間で10万円以上費やしている方も多いのです。
また、CDの購入特典として握手会の参加資格が設けられていることも多く、同じCDを何枚も買うとそれだけお金の負担が大きくなっていきます。さらに歌手以外の推し活であっても、グッズ購入やロケ地を巡る聖地巡礼などに交通費などの諸費用がかかります。
思った以上に時間を費やすことになる
推し活はコンサートや握手会などイベントに参加するために、多大なる時間を費やすことになります。主婦の方だと家事や育児とあわせて推し活をしていると、なかなかゆっくりした時間が取れないといったことも多いでしょう。
そのせいで疲れが出てしまうこともありますが、やはり推している人や物を見ると疲れが吹っ飛ぶと言う方もいるそうです。
必要以上の労力がかかる
お金や時間に加えて、労力がかかるのも推し活の特徴です。テレビなどで見たことがある方もいるかと思いますが、好きなアイドルに向けてうちわやプレートをあげているファンの方もいます。推している人に気づいてもらえるように、手作りでメッセージを入れるのは簡単そうに見えて、意外と労力がかかっているのです。
またアニメの推し活の方はコスプレをするために、アニメと同様の服を手作りすることもあります。
おわりに
推し活にはさまざまな種類があり、費やしているお金なども人によって異なります。ただ、好きな物を推すことはウキウキすることも多いですが、必ずしも楽しいだけではありません。「推し活に疲れた」と言う主婦の方も、意外といるようですので、注意が必要です。そのため、自分や家族の負担にならない程度に、好きな物を追求してみてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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