瞬発力・持久力が身につく「テニス部」
男女ともに人気のスポーツであるテニス。硬式・軟式と分かれますが、子どもたちが行う部活動としては、身体への負担が少なく道具費用も比較的安価な軟式(ソフトテニス)の場合が多い様です。シングル・ダブルスどちらも基本的に少人数でのゲームなので瞬発力など運動神経が磨かれるほか、集中力・持続力が身につきます。テニスをはじめるためにそろえるべき道具と費用、選び方についてご紹介します。
「テニス部」に必要な道具・費用
テニスで使用する道具と言えば、テニスラケット・ガット・グリップのほか、ユニホームやテニスシューズなどは他の部活同様にかかります。具体的にテニス道具にかかる費用は、ラケット7000円~3万円程度とガット1000円~5000円程度、グリップ500円~1500円程度、ユニホーム(上下)7000円~1万5000円程度、テニスシューズ 3000円~1万円程度が必要となります。また、ある程度パワーが身についてくるに従って、ガットが切れるとラケットが折れてしまうこともあるので、道具の買い替えは視野に入れておく必要があるでしょう。
「テニス部」道具の選び方・ポイント
ラケット選びの基準は、力(パワー)がある子は飛びにくいラケット、力(パワー)が弱い子は飛びやすいラケットを使います。さらに前衛用・後衛用と分かれており、得意なラリーやダブルスのポジションなどに合わせて選びます。学校以外で練習用にボールを買う場合、ソフトテニスではゴムボールを使用しますが、使用するうちに空気が抜けていくので空気入れも用意しておきましょう。また、学校にあるテニスコートはほとんどが「クレーコート」なのでテニスシューズは「クレーコート用」や「オールコート用」を選びましょう。まれにハードコートやオムニコートである場合もあるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
「テニス部」道具以外の必要経費
ジュニアテニスの場合は入会金(3000円~5000円程度)や年会費(2000円程度)のほか、週に通う日数に合わせて月会費として1万円~4万円程かかります。また、学校以外で練習をする場合はコート利用料が都度1000円~2000円程度かかるようです。中学校の部活動では、遠方への合宿・遠征の場合レギュラーのみで行くことが多く、公式戦に出られるレギュラー人数も、基本5〜7名と限られるため、レギュラー外の場合は、野球やサッカーに比べると遠征・合宿費の負担は少ない部活と言えます。
おわりに
部活動を通して得られるメリットは、身体を鍛えるのはもちろんですが、仲間との協調性やコミュニーケーション力が身につくほか、先輩後輩の関係性によって上下関係のあり方など、社会へつながる経験を身につけることができる貴重な機会です。経済的な負担も含め、子どもたちがやりたいことをあたたかく見守っていける様に準備しておきましょう。
ピックアップ
3歳の息子を育児中のシングルマザーです!製菓専門学校を卒業し、子供とお菓子作りが趣味です!
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。