生理中はナプキンを変えるタイミングを伺ったり、モレがないか不安になったりと何かと気にすることが多いです。ただでさえいつもより体調が思わしくないのに、あれこれ気にするのは嫌ですよね。そんな生理中の女性の悩みを解決してくれる商品として、ナプキン不要のエヴァウェアというショーツが注目されています。今回は、エヴァウェアについて徹底的解説します。
エヴァウェアってどんなショーツ?
生理用品といえばナプキンやタンポンを使う人が多いですから、ナプキンが要らないショーツと聞いてもどんなものかイメージしにくいかもしれません。まず、エヴァウェアの特徴を詳しくまとめていきます。
ショーツ自体が経血を吸収してくれる
生理中は、生理用のショーツにナプキンをつけるのが一般的ですよね。しかし、エヴァウェアはショーツ自体に経血を吸収する仕組みが備わっています。つまり、エヴァウェアをはくだけでOKなのです。本当に大丈夫なのか心配な方もいると思いますが、最大でタンポン約2本分(20cc)の吸収量があるため、かなり多くの量に対応できることが分かります。就寝時にも使えるので、朝までゆっくり寝たいときにもぴったりです。
女性サイトが実施した生理のアンケートでは「経血がもれることがある?」に対して「たまにもれる」60.4%。「よくもれる」7.0%と半数以上の人が回答しています。多くの女性が経血の漏れを経験していることがわかりますね。
スタイリッシュなデザインでおしゃれ
エヴァウェアのメリットは、はくだけでいいという機能性だけではありません。デザインにもこだわっています。エヴァウェアはブラックやベージュのシンプルなデザインはもちろん、ヒッピーカルチャーから生まれたタイダイ柄も用意されています。また、形はビキニ、ボーイショーツ、ブリーフなどいろいろなものがあるので、好みによって選べます。柄や形にこだわることで、憂鬱(ゆううつ)な生理中も快適に過ごせるはずです。
何度も繰り返し使用することができる
ナプキンやタンポンは一度使ったら捨てなければいけませんが、エヴァウェアは何度も繰り返し使うことが可能です。そのため、ゴミが出ず環境に優しいです。また、最初に購入する際にお金はかかりますが、その後は何も必要がないので、長期的に見ると経済的にもよいでしょう。また、わざわざドラッグストアやスーパーへ買いに行く必要がないのも、手間がかからずよいですね。
ナプキンをつける位置を考えなくてもよい
夜用の長いナプキンはどこの位置につけてよいのかなかなか難しくありませんか?正しい位置につけないと、そのスキマから漏れてしまうことがあります。エヴァウェアはナプキンとショーツが一体化しているので、はくだけでモレの問題を解決することができます。
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エヴァウェアに関するよくある疑問は?
エヴァウェアはなかなかないタイプの生理用品だけに、いろいろな疑問を持つ方も多いです。そこで、エヴァウェアに関するよくある疑問をまとめてみました。疑問が解決すれば、エヴァウェアが女性の生活をもっと快適にしてくれる商品であることが分かるはずです。
本当にショーツだけでも問題ない?
エヴァウェアについて一番多い疑問といえば、やはり本当にはくだけでも大丈夫なのかという点ではないでしょうか?血が漏れるのだけは絶対に避けたいですよね。エヴァウェアは20ccほどの経血を吸収することができるので、基本的にはショーツだけでも大丈夫です。もし量が多い方なので心配という方は、ナプキンなどと併用して使うとよいでしょう。万全に対策をして、心配なく快適に過ごせるようにしたいですね。
敏感肌でもかゆくなったりしない?
ナプキンを利用している人は多いですが、何日もつけているとかぶれてかゆくなることがありますよね。エヴァウェアは敏感肌でも使えるように、内側の防水布には品質の高いポリマーを採用しています。また、縫い代は薄くして、タグもつけていないため、全体的に肌触りがよい仕上がりになっているのです。ちなみに、素材は本体がナイロン85%とスパンデックス15%、内側の防水布がコットン95%とスパンデックス5%となっています。
エヴァウェアはどうやって洗ったらいい?
エヴァウェアは、繰り返し使えるショーツです。使用後はすぐに水かぬるま湯で経血を洗い流しましょう。しっかり流した後は洗濯機で洗ってもOKです。ただし漂白剤や柔軟剤は使わないようにしましょう。また、エヴァウェアを長く使い続けるためにもネットに入れて、乾燥機は使わないようにするのが望ましいです。いつまでもよい状態で使うために、お手入れは丁寧にするように意識しましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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