頭金なしでも家を購入ですることも可能
頭金の相場となる金額はもちろん、頭金すら用意することができない!中にはそんな方もいることでしょう。頭金が用意できた方がメリットと感じられる点は多いかもしれません。しかし、頭金の用意ができなくても、返済能力と住宅ローンの借り入れ審査にさえ通過すれば、頭金なしでも家を購入することはできるのです。
頭金ありとなし=条件面で差が出る場合も?
頭金なしでも住宅ローンの申し込みはできますし、審査にさえ通過すればいいのです。しかし、頭金がある場合と比較すると、住宅ローンの条件面で差が出てしまう場合もあります。それらを理解して、利用すべきか判断する必要があるでしょう。
その1:住宅ローン金利が上がる
頭金なしで住宅ローンを利用する際のデメリットのひとつは金利が上がることです。例えばフラット35では、1割以上の頭金がある場合で、住宅ローンの金利が下がります。それゆえに、頭金として用意できる金額が1割以下の場合は、金利面で不利となることがわかりますよね。
その2:審査のハードルが高くなる
頭金なしで住宅ローンを申し込む際に、審査のハードルが高くなる可能性があります。頭金がない、もしくは少ないことによって、毎月の返済金額はそのぶんだけ大きなものとなることでしょう。その結果、収入と支出のバランスが合わないということにもつながるからです。審査する側は、貸し倒れや返済の延滞や滞納などのリスクも含め、返済能力を考慮したうえで結果を出します。そのため、年収などの面から「回収できない恐れがある」「貸し出しはできない」と判断されてしまう場合があるのです。
頭金は用意できないけれど、でも家は欲しい!という方は、一度金融機関に相談してみるといいでしょう。現状を説明しつつ、金融機関の意見を聞いてから申し込みを決定するのがベストかもしれません。
おわりに
人生の中でも大きなイベントとされるのが家の購入です。そのためには高額なお金がかかってしまうことでしょう。前もって資金計画を重ね、しっかりとお金を貯めていきたいものですよね。
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家族構成 長女12歳です。職歴は大手金融機関に勤務。資格はTOEIC950点、英検1級、FP2級を持っています。
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