デジタルでデトックスをするメリットとは?
デジタルデトックスはデジタル機器への依存を解消する以外にも、子どもや大人にとってさまざまなメリットがあります。そこで、デジタルデトックスをするメリットを以下に挙げてみます。メリットを知れば、きっとデジタルデトックスをしてみたくなるはずですよ。
目をしっかり休ませることができる
デジタル機器を使うデメリットとしてよく挙げられるのが、目の疲れです。液晶を長時間見ていると目が疲れて頭が痛くなったり、目が悪くなってしまったりと悪影響が出てしまいます。しかし、デジタルデトックスの間はずっとデジタル機器を見ることがないので、普段疲れている目をゆっくり休ませることができます。子どものうちから目が悪くなってしまわないよう、ぜひ週末は自然の中で目を休ませましょう。
人との触れ合いを感じることができる
スマホがあればチャットで友人と会話をしたり、見知らぬ人と趣味について話したりすることができます。しかし、実際に人と触れ合うのもとても大切で、ネット上でのやり取りとは違った学びがあります。また、ネット上では付き合う相手を選ぶことができますが、リアルな世界では幅広い世代の人と接することになります。コミュニケーション能力は将来必ず役に立つものですから、ぜひ小さい頃から身につけておきたいですね。
外に出ることで広い世界を知ることができる
デジタルデトックスでいろいろなところに出掛けるようになれば、その度に見たことのない世界を体験でき、自分の中の世界が広がっていきます。知らない世界を知ることは、いつも刺激的で知的好奇心を高めることにもつながりますから、子どもたちにとってはメリットばかりです。ネットの知識は自分が得たい情報だけを集める傾向があるため、外に出ることで想像もしなかった情報を得るように機会をあげましょう。
おわりに
デジタルデトックスはスマホやパソコンなどのデジタル機器を一切持たずに、週末に家族全員でお出掛けすることで、依存状態を一時的に抜け出すものです。今の時代にスマホを持たずに外出するのは不安かもしれませんが、目を休めたり、世界が広がったりとさまざまなメリットがあるので、ぜひ週末は親子で自然に囲まれた場所へお出掛けしてみましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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