専業主婦ときくと「時間の余裕がある」「三食昼寝つき」などとほとんどの人が楽なイメージをもっていると思います。実は意外に専業主婦は忙しいのです。特に小さい子どもがいる場合は1日フル回転で忙しいです。ここでは専業主婦を取り巻く状況と、専業主婦の忙しさの理由から、どのように改善していけばよいかのヒントを紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
専業主婦の現状
1989年前は圧倒的に専業主婦世帯が多かったですが1999年から1994年にほぼ同割合に。そして1995年以降専業主婦世帯は減少。そのかわりに共稼ぎ世帯は増加してきました。特に2012年からは急激に専業主婦世帯は下降、共稼ぎ世帯は上昇しています。30年前には専業主婦世帯が多かったですが現在では共稼ぎ世帯が当たりまえになってきているのがわかります。
【30年前は専業主婦世帯が多かった】
専業主婦に縁遠い主婦が多い
これだけ専業主婦世帯が減っている背景には出産しても何かしらの形で働いているママが増えていると思われます。そうなると専業主婦を経験したのは育休の間だけというママも多そうですね。その後、共稼ぎ世帯は0~1歳の子どもを保育園に預けワーキングマザーとして怒濤(どとう)の日々を過ごし、専業主婦ママは幼稚園に子どもを預ける3歳まで乳幼児と24時間一緒にいる生活に突入するわけです。同じママでも幼稚園ママと保育園ママはお互いに別世界で生活しているママたち・・・という感じでしょうか。
働くとは別の観点で忙しい
先述でも記載しましたが専業主婦は幼稚園に入る3歳まで子どもと過ごすことになります。ワーキングマザーとしては「家のことが思う存分できていい」「子どもと一緒で幸せ」「部屋がきれいそう」などと思うかもしれません。子どもが小さいと面倒をみるのはもちろんママだけです。子どもが一人ならまだしも幼稚園に入る前の弟や妹がいる場合はその倍大変です。
ここで専業主婦の平日スケジュールをみていきましょう。このルーティンがほぼ毎日続きます。
例:夫、子ども2人(幼稚園児、幼稚園に入る前の子)
午前 | ・朝食の用意、お弁当作り ・下の子と一緒に上の子を幼稚園に送る ・下の子と公園など体をはった遊び |
昼 | ・下の子のお昼 ・お昼寝している間に家事 |
午後 | ・下の子と一緒に幼稚園お迎え ・子どもの遊び相手 ・習い事の送迎、友だちが家にくる、通院、など ・夕飯、お風呂、寝かしつけ |
合わせて読みたい
30代後半のママライターで夫、5歳娘、3歳娘、2歳息子の5人家族です。セットメーカーで技術者として10年ほど勤務していましたが、出産と夫の転勤が重なり退職。実家から遠く離れた土地で生活しています。子育てのポリシーは毎日が面白ネタです。大変なこともありますが、日々ボケと突っ込みで乗り切っています。また、できるだけ家族が揃う時間が作ってコミュニケーションを大切にしています。よろしくお願いします!
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。