夫婦同室の寝室でも快適に眠れるアイデア
寝室を夫婦で同室にすることは、メリットとデメリット両方を比べてみても、メリット要素の方が大きいように思えませんか?デメリットも少し工夫するだけで解消できるものが多いとされています。
さらに次にご紹介するアイデアを参考にしていただき、夫婦同室の寝室をより快適な空間にしてみてください。
夫婦の寝室レイアウトを工夫してみる
夫婦の寝室を同室にする場合は、ダブルベッドやシングルベッド2台、敷布団を利用されている方が大半でしょう。ダブルベッドでも問題無ければOKですが、ベッドに伝わる振動で睡眠が妨害されるのが心配という方は、シングルベッドを2台にして隣り合わせにすることで問題は解決します。
またライフスタイルが異なる日がある場合には、ダブルまたはセミダブルのベッドとシングルベッドを1台ずつ用意しておき、就寝時間が同じ場合のみ同じベッドを利用するという方法もあります。ただし、寝室の間取りにある程度余裕があるという条件付きとなりますが・・・。
夫婦の寝室の風水を見直してみる
ご存知ない方も多いかもしれませんが、家庭内の風水で最も大切とされているのが「玄関」と「寝室」だと言われています。寝室の風水を工夫することで、睡眠の質が向上するだけではなく、人生が上向きになると昔から信じられています。風水のスペシャリストDr.コパ氏によれば、夫婦の愛情を高めて快適に過ごせる寝室の風水には、
- 東枕か南枕にする
- 寝室北側にピンクのものを置く
- 寝室の南西側に観葉植物を置く
などが効果的とされています。これならベッドの位置を少し変えたり、カーテンや置物の色味を変えたりするだけなので、すぐ実践できそうですね。ちなみに、寝室の位置自体はどこであっても問題はないそうですよ。
寝室は同室でも、プライベート空間は確保できる
寝室は同じにしたいけれど、お互いのパーソナルスペースも確保しておきたいという方は、間仕切を利用するのがおすすめ。同室であってもプライベート空間を確保することができます。パーテーションや観葉植物などを部屋の真ん中に設置し、それぞれのスペースにお互いの布団やベッドを設置します。
こうすれば適度な距離は保てますが、お互いの様子は常に伺えますし、話もできます。別室にするほどでもないけれど、ある程度の距離があったほうがいいという方におすすめします。
おわりに
子育て後でも夫婦の寝室は同じにしたほうがいいですが、生活習慣や間取りを考えると難しい場合もあるでしょう。そんな時には、今回ご紹介した対策やアイデアを実践してみてください。デメリットを考慮したとしても、夫婦の寝室を同室にすることはそれよりも多くのメリットがあります。寝室は人生の大半の時間を過ごす場でもあるので、ぜひパートナーと一緒に、心安らぐ素敵な時間をお過ごしくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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