いますぐできる加齢臭対策
これまでまったくケアしていなかった人でも、いますぐできる加齢臭対策があります。加齢臭の原因となるノネナールを除去すること、そのほか体臭となる原因物質をなるべく減らすこと、ノネナール形成を防止することを念頭において対策を行いましょう。
ぬるめのお風呂で老廃物を流そう
ノネナールは、皮脂腺の中の脂肪酸と過酸化脂質が結びついて形成されるため、皮脂を洗い流し、肌を清潔に保つことが大切です。ノネナール形成を完全に防ぐことはできません。まずはできてしまったノネナールを除去し、皮脂腺の中に余計な老廃物をためないように、ぬるめのお風呂に浸かって汗をかき、毛穴を開きましょう。シャワーでは汗をかきにくいので湯船に浸かることをおすすめします。
衣類やシーツを清潔に
衣類やシーツは、汗を吸い取ってくれるのですが、そのままにしておくと雑菌が繁殖して臭いを発します。汗をかいたらタオルでこまめに拭き取るようにし、肌着も交換しましょう。抗菌作用のある洗濯洗剤を使うことも効果が期待できます。ノネナールが多く発生するのは、汗腺が密集する耳の後ろや後頭部、背中の中心などです。シーツや枕カバーが汚れていては、せっかくお風呂に入って身体を清潔にしても意味がなくなってしまいます。こちらもよく交換して洗うようにしましょう。
食生活の改善
ノネナール形成に関係する過酸化脂質は、活性酸素が体内の不飽和脂肪酸と結びついて作られる物質です。ノネナール形成を抑えるには、この活性酸素を減らすことが重要です。活性酵素を減らすには、抗酸化作用のある食品を摂るとよいと考えられています。ビタミンCを多く含むブロッコリーやほうれん草、イチゴやキウイを意識して食べましょう。そのほかナッツ類に多く含まれるビタミンE、食物繊維も有効です。脂肪の摂りすぎは脂質の分泌を増やすので、肉食は控える方がよいでしょう。
おわりに
「最近パパの臭いが気になる」というときは、原因になりそうな食生活の改善と、身体を清潔に保つ工夫をしてみてください。それでも体臭が気になるようでしたら、なにか病気が原因になっていることも考えられます。日頃からパパの臭いにはよく気を付けてあげてください。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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