どれくらいの赤ちゃんが預けられている?
2007年の5月に開設されてから一体どれくらいの赤ちゃんが預けられているのでしょうか。赤ちゃんを育てられない・・・そこにはさまざまな理由があります。賛否両論あるこの赤ちゃんポスト、それぞれの意見から考えてみましょう。
赤ちゃんはどれくらい預けられている?
2007年の5月に開設されてから2015年まで累計で125人の赤ちゃんが、この赤ちゃんポストに預けられました。2015年に預けられた赤ちゃんは13人でその中の1人は海外の赤ちゃんだったようです。海外の赤ちゃんを受け入れたのは開設後初となり、日本においても熊本県だけでなく東北や関東などからも預けられています。
どんな理由で赤ちゃんは預けられたのか
赤ちゃんが預けられる理由はさまざまです。望まない赤ちゃんであったり、生活が困窮していたり、世間体を気にしたり、未婚であったりなどが多いようです。中には留学するために赤ちゃんを預けたり、仕事をする上で預ける施設がないため赤ちゃんポストに預けたり、という安易な考えもありました。また残念なことに、近年では障がい児の赤ちゃんを預ける人も増えているようです。
赤ちゃんポストには賛否両論ある
赤ちゃんポストには賛否両論あります。賛成側の意見としては何よりも赤ちゃんの命を守れるということです。この赤ちゃんポストがなければ救われなかった命も多かったでしょう。反対側の意見としては安易に赤ちゃんを産み、赤ちゃんポストに預ける人が増えてしまうのではないかということです。全国に赤ちゃんポストを広げるかどうかのアンケートでも賛成と反対が半数の結果になっています。
おわりに
赤ちゃんポストについて賛成・反対それぞれの意見がありどちらも正当な意見でしょう。しかし大切なことは生活に困窮することなく、未婚の場合でも赤ちゃんが育てられる環境が整うことではないでしょうか。今後の国の向かう方向が、これから生まれる赤ちゃんの行く末を左右します。この世に生を受けた小さな命が健やかに育つよう願うばかりです。
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元気すぎる男児2人の母ちゃんです。毎日バタバタ走りまわっています。
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