大学進学に挑戦したいと思ったら気を付けたいこと
高校生とは異なり、主婦が大学進学を目指そうと思ったとき、自分の希望どおりに事が運ばないケースが多いのではないでしょうか。ここでは、大学進学に挑戦するにあたり、気を付けておきたいことを挙げてみましょう。
正規の学生は家事と学業の両立が難しい
いちばんの問題は家事と学業の両立です。特に、通学スタイルを選ぶとなると通学時間もかかるため、時間のやりくりが難しくなります。また、通学・通信問わず正規の学生になると、一般の学生と同様に課題レポートや試験勉強のための時間も確保しなければなりません。正規の学生になるには、家族の理解と協力が必須です。
正規の学生に比べると、履修証明プログラムを受講する、あるいは科目等履修生として学ぶ選択をすると、ハードルは下がります。大学で学ぶ目的や自身の環境を照らし合わせ、どの学習スタイルを選ぶのか慎重に考えましょう。
大学を見つけるのに時間がかかる
今回、大学で学ぶさまざまなスタイルをご紹介しましたが、自身の学びたい学問が希望する学習スタイルで学べるかどうかは調べてみなければわかりません。やみくもに検索エンジンで調べても、膨大な数の情報がヒットし、欲しい情報を探し出すのに時間がかかります。
そこで利用したいのが、通信制や科目等履修生といった学びのスタイルと、学びたい学問領域の両面から大学を検索できるポータルサイトです。たとえば『スタディサプリ 社会人大学・大学院』では、通信制や科目等履修制度で学べる学問分野で大学を検索できます。うまく活用すれば、短時間で自身にマッチする大学が見つかるでしょう。
おわりに
国によるリカレント教育の推進により、一度社会に出た大人が大学で学べる方法は多様化しています。主婦が大学で学ぶ場合、家庭や育児との両立が課題になりますが、科目等履修生制度や通信制などを活用し、学びたい気持ちを大切に育てましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
企業取材や社史制作をメインに、子供の出産を機に教育や会計などの記事も手がけています。家族は小学生高学年の娘、夫。関心事は教育やライフプランのことなど。「これからの時代を生きるために必要な力って何?」をテーマに、日々考えています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。