これから家族が増えるご家庭、子どもが数年後に就学する予定のご家族にとって、子育てしやすい街で生活ができれば幸せなことですよね。そもそも子育てしやすい街ってどんなところなのでしょう? 今回は、子育てしやすい指標となるポイントをチャックしながら、東京都のおすすめの街についてもご紹介していきます。
子育てしやすい街のポイント四つ
子どもを育てていくうえで、家庭の環境だけでなく自治体や家の周りの環境も重要になってきます。ここでは、子育てしやすい街のポイントを四つにまとめてみました。
1.補助金・医療費などの充実
補助金・医療費などは自治体によって大きく異なります。そのため、子育てしやすい街の評価として注目される項目のひとつとなっています。子どもが小さいうちは、パパやママもビックリするほど通院の機会が多く感じるでしょう。
自治体によって、小学校低学年まで、小学校在学中、中学卒業までなど医療費助成の対象がさまざまであり、それによって家計にも大きく影響します。子どもが病気やけがをしても安心して病院に通える助成があれば、うれしいですね。
2.育児や教育環境の充実
子どもたちは屋外での遊びが大好きです。地域や近所に公園があるかどうかは、子育てしやすい街の評価に大きく影響します。特に駐車場の数が多く、自然にあふれた広めの公園は、子どもはもちろんパパやママにも好条件の遊び場です。
また小学校・中学校が家から近い、地域に信頼できる小児科があるなど、子どもが成長するにつれて重要になってくる「教育環境」が充実しているかどうかは重要です。学童施設や地域の子育て支援設備が充実していれば、子どもを安心して遊ばせやすい環境として利用しやすいでしょう。
3.安心・安全!治安のよさ
近年では地域住民が疎遠なこともあるでしょう。しかし子育て世代にとって、地域の助けは非常にありがたいものです。ご近所付き合いがあれば子ども同士の友達の輪も広がったり、不審な情報などもすぐにキャッチできたり、安心して暮らしやすい環境にもつながります。安心安全な子育てがしやすい街は治安のよさも評価が高く、子育てしやすい街を選ぶポイントのひとつです。
4.生活しやすい施設環境の充実
子育てしやすいといえば、補助金などお金の問題、子どもを遊ばせる場所の問題だけではありません。子どもに必要なものを購入するためやまとめ買いができるスーパーやショッピングセンターなどの充実も、ママにとっては大切なことです。生活地域や普段の生活スタイルによっては、公共交通機関の確認も欠かせません。買い物や病院など、交通手段が充実していて、安全でかつ利便性がよければとても助かりますよね。
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これがあればもっとうれしい!ポイント二つ
子育てをしていくうえで、家庭によってはママの仕事の両立も大きな問題となってきます。上記の四つのポイントの他に、これもあったらうれしい!そんなポイントを二つご紹介します。
5.保育園の充実・待機児童が少ない!
ここ近年さまざまなところで問題となっているのが、子どもを預ける環境の整備です。特に働くママにとって、家の近くや地域に保育園の数が充実しているかどうかは非常に重要なポイントです。また、保育園の数とともに待機児童問題も深刻です。特に子どもが2人以上いるようなご家庭では、一人だけ入園できても意味がありません。なかには待機児童の問題できょうだいが別々の園に入園せざるを得ないパターンも発生しているのが現状です。子育てしやすく、「働き続けられる」街であればママも安心できますよね。
6.子育てしやすい無料施設の充実
子育てするにはさまざまなところでお金がかかってきます。休日の遊び場も、公園だけでなく雨の日も利用できる施設があればうれしいもの。特に無料で利用できる公共施設は、子育て世代には貴重でありがたい存在です。図書館や児童館・子育て支援施設などの充実や地域にまんべんなく整備されていれば、ママが仕事でパパが子育ての日でも、気楽に利用しやすいのではないでしょうか?
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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