プール事故から守るために親が注意すべきこと
せっかくプールで遊ぶなら、「あれはダメ、これもダメ」と規制するよりも、子どもを自由に遊ばせてあげたいと思うのが親心かもしれません。しかし、子どもを守るのも親の仕事ですよね。事故で子どもがつらい思いをしないよう、親が注意すべきことを次にまとめてみます。
親は子どもから目を離さないこと
深いプールでは子どもも親も、周りの大人も気をつけている場合がほとんどです。しかし、浅いビニールプールだとどうでしょう?溺れるはずはないと思い込んでいませんか?実際は、ビニールプールでも子どもは溺れることがあります。「うちの子は大丈夫」と油断をしない
人間はどうしても油断する生き物です。「自分の子どもに限っては大丈夫」「事故なんてそう簡単に起こらない」と心のどこかで、このように思っていませんか?そういう油断が重なったときに、事故は起こるのです。事故とは言えないような小さなけがでも、打ちどころが悪いと帰宅後に症状が悪化することもあります。そして、そうなってから後悔しても遅い場合があります。何が起こるかわからないと常に注意して、事故を未然に防ぐようにしましょう。
事故について子どもと一緒に学ぶ
プールでの事故は実に多岐にわたります。誰であれ、知らないこと、予想外のことを防ぐのは簡単ではありません。そのため、事故についての知識を頭に入れておくだけでも、対策としては非常に効果があるのです。自分が学ぶことも大切ですが、子どもも一緒に理解することで、より一層事故防止へとつながることでしょう。物事を理解できる年頃の子どもならば、「こういうことをすると危ないんだよ」ということを一緒に学べるといいですね。
おわりに
プール事故の原因や危険性、親が注意すべきことに対して、どれだけ気をつけていても起こる可能性があるのが事故というものです。だからこそ、それをできる限り減らせるように正しい知識を身につけて、これからも子どもを守ってあげてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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