自閉症や高齢出産についての育児漫画二選
自閉症やダウン症、高齢出産などによる育児は年々増えているといわれています。そういった人たちが、もし一人で悩んでいるならこの漫画を読んでほしいというものをまとめました。高齢出産のリスクも、障害のある子どもを産んでしまうリスクも、理解した上で出産をしている先輩たちの記録です。
1.『妊娠17ヵ月! 40代で母になる!』/坂井恵理
妊娠したけれど結局死産になってしまい、このまま子どもがいないまま二人で生きていくのだと思っていた夫婦が、予想外の妊娠で戸惑っている姿を現しています。一度は子どもをあきらめた夫婦がお母さんやお父さんモードに切り替えられずに悶々(もんもん)とする姿は、思わずあるある!といってしまいがちです。出産シーンまでがメインですが、考えさせられることの多い漫画です。
2.「ユンタのゆっくり成長記 ダウン症児を育てています。」/たちばなかおる
子どもがダウン症だった、という重い内容の物語ですが、もし自分だったらと考えてしまうリアリティーのある漫画です。ダウン症の子どもを産んだら、もう仕事はできないですか?という筆者が医者に問いかけるシーンは胸の辺りがズシンと重くなります。仕事が好きなお母さんの苦悩と、行政のサポートなどが細かく紹介されているのがとても勉強になります。
おわりに
今回は、読むとためになる育児漫画をご紹介しました。エッセー漫画が増えてきた影響で、育児漫画も多くなってきました。育児漫画で描かれている赤ちゃんとの奮闘劇は育児経験にある人なら笑ってしまうものが多いでしょう。また、さまざまな経験を漫画で読むことで、心が軽くなったり、参考になることも多く描かれているので、ぜひ読んでみてください。
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https://tamagoo.jp/childcare/education-of-the-husband/
20代後半。家族構成は妹と妹の息子です。大学卒業後機械メーカー勤務、その後ライターになるために脱サラ。現在は塾講師とライターで生活しています。教員免許中学・高校 数学理科を取得。子どもが自ら考えて成長できる場を作っていきたいと考えています。
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