少子化問題よりも子育てに問題?
こうして出生率が高くある一方では、子育てのしにくさに少し問題があるように思えます。これらの問題が今後少子化に響かなければ良いのですが・・・。ここではインドネシアの子育て問題についてご紹介していきます。
保育園がない!保育士免許もない!
最近の日本では、働くママのためにも保育園の増量を図っていますよね。しかし、インドネシアは幼稚園が圧倒的に多いため、1日3時間ほどしか子どもを預けることができないのです。まれにみる保育園は、保育士免許を持つ保育士さんではなく、現地の女性たちが面倒をみてくれるところが多いようで、育児というよりは話ながらあやすなどといった内容のものになります。
治安が悪いため出掛けるのも一苦労
日本と比べると治安の悪さは歴然です。子どもの誘拐も頻繁にあるので常に誰かが子どもをみていなければなりません。大型ショッピングモールなどは比較的治安も良く、少しは安心して過ごせるのですが、どこへ行くにも車での移動を強いられてしまうのです。また、日本のように外を散歩する際は、治安の良い場所まで行かなければなりません。
空気が汚染されている・水が汚い
インドネシアは車数が尋常ではありません。経済成長が真っただ中にあるインドネシアの空気は、日本と比べると非常に悪いものです。これらは少しずつ改善されていくとは思いますが、今すぐにというのは困難な話でしょう。当然、水に関してもきれいなものではないので、口に入れるものはミネラルウオーターに限るなど、小さな子どもを育てるには衛生面での心配が懸念されています。
おわりに
最後にあげた子育てについての問題ですが、その地域によってばらつきもあると思います。インドネシアの出生率が今後どのように動いていくのかが気になりますね!国民の平均年齢や結婚年齢が若いのは、少子高齢化や晩婚化が当たり前になっている日本にとっては驚きの数字です。日本とインドネシアとでは文化や国民性もまったく違いますが、そこから日本の少子化や出生率の問題のヒントになることが見つかるかもしれません。インドネシアについて興味がある方はぜひ調べてみてください。
ピックアップ
1歳の息子がいるシングルマザーです。最近は息子とのお菓子作りにはまっています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。