疲れが消えない場合は離婚した方がよい?
プチ別居を試してみたけれど、夫との生活には疲れを感じてしまう。改善できる気がしないと悩まされる場合は、離婚を考えた方がよいのか?この先どうなっていくのかが不安ですよね。子どもがいる場合には、子どもの将来も放り出せるわけではありませんので、大変難しい問題になります。ですが、結婚とは他人同心が家族になる事ですから、悩みはつきものです。できる限りの努力をしてから、決断するようにしましょう。
夫に求めるだけではなく自分の事も見直してみる
今現在疲れている状況を「全て夫のせい」にしてしまっていませんか?夫に求める事が多いと、自然に相手にもストレスを与え、自分自身もストレスを抱えてしまいます。その状況を避けるためには、夫に改善を期待するだけではなく、「自分も変わる必要があるのではないか?」と見つめ直す事も大切です。お互いに気遣いを忘れないように、心がけましょう。
決断は焦らずにじっくり考える事
今疲れているから、この先もずっとこの生活が続くとは言えません。方法次第で、夫婦仲を改善する事は可能です。だからこそ、今すぐに決断するのではなく、将来の事も考えたうえで答えを出すようにしましょう。一度惹かれ合った二人なので、相手の事を思い合い、短所だけではなく長所も知っているはずです。夫婦二人で冷静に、話し合いの場を持つのもよい方法です。
踏みとどまる事も大事?これからに期待する?
離婚に踏み出す前に「これからに期待する」事も選択肢に入れておきましょう。結婚生活は夫だけの問題ではなく、二人で解決していく問題です。今直面している問題から目を背けずに、これからの生活をよくするために、お互いの改善点を見直す事が大切だと言えます。期待できる将来を作るためには、まずは二人で改善していく事が重要なポイントなのです。
おわりに
夫婦仲を改善するには、プチ別居を始めとして、いかに「疲れを感じずに生活できるか」が大切です。お互いの存在を大事に思い、お互いの存在のありがたさを知る事により、これからの将来に期待する事が可能となるのです。夫との関係に悩んでいるあなたは、夫婦仲を改善し、家族円満、夫婦円満の家庭を築けるように工夫してみてくださいね。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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