断り切れずにお下がりをもらってしまったら?
どうしても、お下がりを断り切れないこともあるかもしれません。相手が強くすすめてくることを、無理矢理に断ってしまうと、変な空気になってしまったり、関係にヒビが入ってしまうことも考えられます。「これはちょっと断り切れないかも」と思ったら、無理に自分の我を通さずに、好意を頂くことも時には必要です。
断りきれずにお下がりをもらってしまった時の対処方法としては、どのようなものがあるのでしょうか?
マナーとしてお礼のお返しをしよう
お下がりをもらった後には感謝の気持ちを形に表すために、手ごろなお菓子などでお返しをしておくと、今後も良好な関係を築くことができます。感謝の気持ちを現わしてくれると、きっと相手のママもうれしいはずです。
受け取ったお下がりの量にもよりますが、基本的には1000円程度のもので大丈夫。もちろん値段にも決まりはないので、自分なりの感謝を相手に伝えることができれば大丈夫ですよ。
フリマアプリに出品、施設に寄付する
もらってみたはいいものの、これは絶対に着ないなという服もあることでしょう。そんな時には、フリマアプリを使用して売ってしまうのも、ひとつの方法です。必要としてくれる人がいるのであれば、捨ててしまうよりは良いですよね。
また子どもにまつわる施設には、洋服の寄付を募っているところもあります。そういった場所に、洋服を寄付することもできます。
思い切って捨ててしまうことも時には必要
もらったおさがりのなかで好みのじゃない服や汚れなどで着ることが難しいものがあるかもしれません。そんな服がある場合は、思い切って捨ててしまいましょう。着ない服をタンスの肥やしにしていても、もったいないですよね。ただ捨てる際には、「気持ちだけ受け取りました。ありがとうございました」と感謝の気持ちを忘れずに、手放してください。
おわりに
お下がりの声掛けは、小さい子どもを持つママなら、1度や2度はかかるものです。もし「お下がりは必要ない」という場合は、今回の断り方や対処法を、ぜひ参考にしてみてくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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