LDRを利用する3つのデメリットについて
ここからは、LDRを利用する際のデメリットを3つご紹介していきます。メリットの多いLDRですが、必ずデメリットもあるものです。LDRには、一体どんなデメリットがあるのでしょうか?早速見ていきましょう。
利用するには費用がかかる
LDRは通常の出産よりもメリットがある分だけ費用がかかります。費用の相場は、1日3,000円から12,000円程度が相場ですが、地域によって差があります。また通常は出産後2時間ほどで退室することが多いですが、そのまま回復の時間をLDR室で過ごす場合には、利用日数に応じて費用が追加されていきます。
しかし上記の費用は一例であり、住んでいる地域によって様々なので、まずは近くの地域の産院をリサーチしてみましょう。
LDRを導入している産院はまだ少ない
LDRを採用している病院は年々増えてはいますが、地方や小さい病院にはまだ導入されていないことが多いと言われています。そのため自宅付近で探すとなると、なかなか困難になるケースもあります。
近くの病院にLDRが導入されている場合には問題ありませんが、LDRを利用するがために遠くの病院を選んでしまうと、通院や出産時が大変になります。病院選びには気をつけましょう。
院内の LDRの部屋数が少ない
LDRを導入している病院でも、LDR室が2、3部屋程度しかないことがあります。そのため、事前予約できるのであれば、早めに予約しておかないとすぐに他の人にとられてしまう可能性が高いでしょう。
また出産は予定日に予定通りに進まないのが通常です。例えば陣痛が来たときにLDR室が満室だったときには、結局は通常の出産方法で出産しなければならないことも多いので、注意が必要です。
おわりに
妊婦にとって陣痛室から分娩室までの移動がない方が体への負担が少ないです。LDRの利用方法や費用については産院や地域によって様々なので、事前にしっかりと調べておきましょう。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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