陣痛シミュレーターをめぐる男女の出産観
この陣痛シミュレーターの登場は男女の出産観にどのような影響を与えたのでしょうか。こういった装置がない日本に住む私たちにとって、非常に衝撃的な装置であることは間違いありませんが、テレビ番組放送後の男性と女性の反応についてみていきましょう。
女性側は圧倒的に導入推奨派が多数
出産の痛みを経験した女性からは、全男性にこのシミュレーターの体験を義務付けるべきという意見がたくさん出ています。出産がいかに大変かということを男性側に身をもって体感してもらい、出産のときにはもっと妻をしっかりと気遣ってほしいという願いが込められているように感じますね。確かに実際に体験するとつらさがよくわかります。
改めて出産のつらさを感じたという男性も多数
「世界の果てまでイッテQ」をみて、改めて出産の大変さを感じたという男性もたくさんいました。それと同時に、こんな痛みに何度も耐えている女性の強さに尊敬を感じている男性、愛するわが子をこの世に生み落としてくれたありがたみを感じている男性もいます。夫婦で協力して出産に向かわなければ、と前向きにとらえている人が多いように感じました。
出産には夫婦でお互いに気遣うことが必要
女性には耐えなければならない出産という痛みがあり、男性にも、痛みという形ではないにしろ家族を養うという非常に大きな責任があります。このどちらが欠けても家族は成り立ちませんよね。このシミュレーターの登場で出産への認識をもう一度確認しあうことが必要なのかもしれません。痛みに耐えて産まれてきたわが子への愛情も、さらに再確認することとなると思います。
おわりに
今回はオランダの陣痛シミュレーターについてご紹介しました。賛否両論さまざまな意見がありますが、出産が非常に奇跡的な出来事であることは変わりありません。今一度夫婦で出産について考えてみてはいかがでしょうか。
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20代後半のコンサル系OL。キャリアアップを目標にしながらも結婚や出産、子育てに対する興味関心は高め。将来のお勉強の意味も込めて、子育てに関する耳寄り情報を皆さんにお伝えできればと思います。
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