【親の離婚】子どもに与える影響とは…年代別の違い

離婚の影響
親の離婚は、子どもにとってショックな出来事です。離婚をする本人同士はもう大人なので、精神的負担があってもなんとか対応できるかもしれません。しかし、子どもはまだ状況把握をしたり冷静に考えたりすることができないので、何かしらの影響を受けることでしょう。今回は、親の離婚が子どもに与える影響について年代別にまとめました。

親の離婚が未就学児の子どもに与える影響三つ

シングル家庭の幼児
まだ生まれて数年しかたっていない赤ちゃんや保育園や幼稚園に通っている子どもは、親が離婚しても事態はよく把握できません。しかし、小さいながらに離婚による影響は受けます。そこで、親の離婚が未就学児に与える影響をご紹介します。

親が片方しかいないので寂しく感じる

子どもは、お父さんとお母さんから愛情をたっぷり受けて育つものです。しかし、親の離婚により片方の親がいないと、寂しく感じてしまいます。まだ正確に話せる年頃ではないので、「寂しい」「もっと甘えたい」などと言葉にはっきり出すことはないかもしれませんが、心の中にはそういった感情があります。この時期には子どもの寂しさを見過ごさずに、きちんとケアしてあげることが大切です。

親が一人しかいないことに疑問を持つ

保育園や幼稚園のイベントで、他の子はお父さんもお母さんも来ているのに自分には片方の親しかいないと、「どうして私にはお母さんしかいないんだろう?」などと疑問に感じるようになります。この年代の子どもは素直なので、みんなの前で口に出して聞くこともあるかもしれません。そんなときにどうやって説明して納得させるのか、聞かれる前に事前に答えを用意しておくと、子どもを安心させることができます。

愛着を持つことを放棄してしまう

お父さんとお母さんの両方から愛情を受けて育ってきたのに、ある日を境に片方の愛情しか受けられなくなると、愛情に疑問を持つことがあります。親の離婚がトラウマとなって愛情を受けることを恐れ、自ら大切なものを放棄してしまうこともあるといわれています。すると将来、人を素直に愛せなくなったり、愛されても拒絶したりすることもあり得ます。愛にあふれた人間になるよう、引き取った親は惜しみなく愛情を与えることが大切です。

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親の離婚が小学生の子どもに与える影響三つ

シングル家庭の小学生
小学生は学校に通い始めることでコミュニケーションの機会が増え、理解力も増してきますが、まだまだ親の離婚については完全に理解できない年頃です。そんな小学生の子どもに親の離婚が与える影響を三つお伝えします。

あえて手がかかることをするようになる

親が片方しかいなければ、子どもの心には「甘え足りない」という思いが芽生えます。そのとき、素直に甘えてくればいいのですが、親の注意を向けるためにあえて悪いことをしたり、手がかかるようなことをしたりする子がいます。悪いことをすると親はついムカッとしてしまいますが、それは「甘えたい」というサインなのかもしれません。そこで、手がかかることを繰り返すようになったら、子どもに甘える機会を作ってあげましょう。

不安から成績が下がることもある

アメリカの心理学者が行った研究によると、親が離婚した子どもは両親から捨てられるかもしれないという不安から成績が悪くなるという傾向があるそうです。さらに社会に出てからも地位が低くなりやすいことも分かったと報告されています。学生の間だけではなく、将来にわたって離婚の影響を受けないためには、学生のうちから捨てられるかもしれないという不安を感じさせないようにすることが大切です。

親の負の感情に自分も影響される

一人だけで子どもを育てるのは大変です。それだけに、たまに不安になって泣いたり、ヤケになって騒いだりしてしまうこともあるでしょう。そんな親を見ると、子どもは自分も悲しい気持ちになり、騒ぐ親を怖がってしまいます。そのことで精神が不安定になり、親の顔色をうかがう子になることもあるでしょう。生活が辛いと感じたときは感情を出すことは大事ですが、子どもの目のつかないところで発散するのがポイントです。

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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》

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