育児の悩みはここで解決。無料電話相談おすすめ七つ

無料で相談できる電話サービスをご紹介

無料の電話相談サービスを開設している団体をご紹介します。窓口によって、相談できる内容や相談に乗ってくれる専門家が異なります。公式サイトで内容を確認してから、電話してください。子どもがお昼寝をしているときなど、スキマ時間を活用しましょう。

民間企業・団体などが開設する窓口

企業が運営しているサービスとしては、粉ミルクを製造している森永乳業と明治の相談窓口がよく知られています。また、各種民間団体もそれぞれの立場から相談窓口を設けています。

「エンゼル110番」

森永乳業株式会社のグループ企業、森永コミュニケーション株式会社が運営する無料の電話育児相談。40年以上の歴史を持ち、専門の相談員が妊娠・育児に関する相談に乗ってくれます。妊婦さんと、小学校入学前までの子どもを育てるママが対象です。

「明治赤ちゃん相談室」

株式会社明治による、赤ちゃんの食事と栄養に関する相談窓口。管理栄養士・栄養士が相談に乗ってくれます。こちらも40年以上の歴史を持つ窓口です。

「子育てホットライン　ママさん110番」

民間保育園にかかわる書籍の発行や研修会の実施などを行っている「日本保育協会」が運営する窓口。主に乳幼児を持つママを対象に、保健師や小児科医などの専門の相談員が対応しています。

「日本助産師会　電話相談（子育て・思春期・更年期）」

日本助産師会による無料相談窓口。子育てのことはもちろん、思春期から更年期まで、さまざまなライフステージで女性がぶつかる悩みについて相談することができます。全国各地に相談窓口が設けられているので、お住まいの都道府県の窓口に電話をかけてみてください。

「よりそいホットライン」

社会的包摂サポートセンターによる無料相談窓口。運営しているのは、公的支援からはずれてしまい、社会から排除される危険性のある人々を救う「社会的包摂」という考えのもと、さまざまな事業を行う団体です。子育てや生活など、あらゆる悩みのある人を対象に24時間態勢で専門の相談員が相談に当たっています。「どこに相談すればいいかわからない」といった相談にも乗ってくれます。

行政・保育所などが開設する窓口

全国各地の自治体でも、それぞれ電話相談窓口を設けています。東京都の「子供家庭支援センター」、大阪府の「子ども家庭センター」など、都道府県あるいは市町村によって名称はさまざま。自治体のホームページや広報誌などに掲載されていますが、ひとつの自治体の中でも、住んでいるエリアによって電話番号が決まっていたり、電話相談窓口がたくさん掲載されていたりして、どこに電話をかければよいのかわかりにくいのが少し不便かも。お住まいの地域名と「電話相談」などのキーワードで検索したり、役所の代表電話にかけたりしたほうが、必要な電話番号に速くたどり着ける可能性があります。

自治体の相談窓口は保育士や保健師、栄養士など子育て支援の担当者がチームで対応し、必要に応じて関連機関と連携を取り、より踏み込んだ支援を行っています。緊急性の高い相談ごとをするなら、自治体の窓口がおすすめです。また、地域の保育所でも無料で乳幼児の子育て相談を受け付けています。

東京都　子供家庭支援センター

大阪府　子ども家庭センター

おわりに

子育てに悩みはつきもの。話を聞いてもらえるだけでも心が軽くなりますが、専門家からアドバイスをもらえれば、前向きに子育てと向き合うことができます。自分を追い込んでしまう前に、電話をかけてみてくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。

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