風邪やウイルスなどで一番大切なのは予防といわれています。自分が咳やくしゃみをするとき、どうしていますか?インフルエンザや風邪でも、周りの人にうつさないように咳やくしゃみのエチケットが大切なんです。
咳やくしゃみで起こる感染の種類
咳やくしゃみで飛沫が回りの人にかかった場合、どんな種類の感染が考えられるのでしょうか。
飛沫感染
咳やくしゃみの飛沫には約4万個のウイルスや細菌が含まれており、1~2mほど飛ぶといわれています。これを周りの人が吸い込むとウイルスなどに感染します。これが飛沫感染です。会話をしているときや満員電車など、人との距離が近い場合には要注意です。
接触感染
接触感染とは手すりやドアノブ、ボタンなどを介してウイルス感染します。ウイルスが付着したそれらを触ると自分の手にも付着し、そのままものを食べたり目をこすったりすることによってウイルスが体内に入り感染を引き起こすのです。付着している場所によっては、ウイルスが長時間生存している場合があります。
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正しい咳とくしゃみのエチケット
咳やくしゃみによる周りへの感染を予防するには、みんなのエチケットが大切。厚生労働省は「咳エチケット」として、正しい方法を紹介しています。
マスクをする
一番簡単な予防策は、マスクを着用することです。特に風邪をひいている人やウイルスに感染している人がマスクをすると効果が高いといわれています。。
また、マスクは正しく装着することも大切です。
- プリーツが下向きになっている方を外側にして持つ
(ゴムが付いている方が外側) - マスクのひだを広げる
- 鼻の形に合わせ、あごの下まで伸ばす
- 顔にフィットさせながらひもをかける
- ノーズピースがフィットしていない。隙間があいている
- 鼻だけ出している
- ゴムがゆるい
- マスクをあごの下にかける
マスクを外すときは、なるべくマスクの表面に触らずゴムの部分を持ちます。マスクの表面にはウイルスが付着している可能性があるので、捨てるときもゴム部分だけを持って捨てましょう。マスクを外したあとの手洗いも有効です。
ティッシュやハンカチで覆う
咳やくしゃみをするとき、ハンカチやティッシュで覆うようにしましょう。ハンカチは汚れた部分を内側にたたみ、ティッシュはすぐに捨てるようにします。このとき、ハンカチをおさえた手にも飛沫が飛んでいることがあるので、必ず手を洗ってください。
袖の内側で覆う
ティッシュやハンカチがないときは、袖の内側で口と鼻を覆いましょう。口と鼻が全体的に覆われるので、飛沫が飛びにくくなります。咳やくしゃみを受けた洋服は、洗濯すればウイルスは残らないといわれています。
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