小学校入学で子どもが一人で出歩く機会がぐっと増えます。親としては、交通事故と共に「不審者」からの被害も心配ですよね。誘拐や性被害など、女の子だけではなく、男の子も被害にあっています。狙われやすい子どもの特徴はあるのでしょうか?おそろしい不審者から子どもたちを守るための防犯対策を考えていく必要があります。
一人でいると、やはり狙われやすい!
不審者に狙われる子どもの特徴は「一人で歩いていること」です。やはりどんなに快活な子でも、一人の時に狙われてしまうと、なすすべがありません。登下校、遊びに行く時、どのような時でもできるだけ一人で行動することは避けましょう。
登下校はなるべく複数人でさせる
不審者は、夕方、児童の下校時間に子どもたちを物色しているといわれています。ゆとり教育が終わり、1年生でも毎日5時間目まである学校がほとんどだと思います。なるべく、お友だちと登下校するように子どもに伝えておきましょう。お友だちと別れて、自分の家まで少しの距離でも不審者は狙っています。可能であれば、その場所まで迎えに行ってあげられると安心です。
外を一人で歩く時、歩き方にもポイントが!
どうしても一人で外を歩かなくてはいけない場合、前を見て、早歩きでサッサと歩くようにしましょう。忙しそうに行動をしている人には声がかけづらいという心理が働くそうです。逆に、トボトボと歩いたり、寄り道をしながら歩いたりする子はすきがあるので、不審者が近づきやすい傾向があるようです。一人で下校する日などは「早く帰ってきなさいよ」と一言かけておきましょう。
学校から配信される、不審者メールは必ずチェック!
入学と同時に学校からメールアドレスの登録をすすめられるのが「不審者メール」です。めったに送られて来ないだろうと思っていたのに、意外と頻繁に届くので驚かれた方も多いと思います。不審者メールが届いたら、お迎えに行くなどの対応ができますので、活用しましょう。また、警察から犯罪発生のメールが届く、お知らせメールもあります。そちらも合わせて受信しておくと安心です。
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狙われやすいといわれる服装がある?
女の子の親御さんには「なるべくスカートははかせない」などの対策をしている方もいらっしゃると思います。実際に狙われやすい服装と狙われにくい服装はあるのでしょうか?見た目と狙われやすさについて考えてみましょう。
子どもをつけ狙う変質者が夏に増えるのは薄着のせい?
夏は変質者が増えるといわれています。子どもたちの服が薄着になるのも、要因かもしれません。刺激の強い服装は避けましょう。しかし、服装以上に注意をすべきなのは、日が長くなる影響で子どもたちの帰宅時間が遅くなることだと思います。暑い日に厚着をさせるよりは、きちんと門限を決めて明るくても早めに帰宅させる方が効果がありそうです。遅い時間までウロウロ出歩く子は、親の管理が甘いことを変質者にチェックされてしまう可能性があります。
かわいすぎる服装は避けた方が無難かも・・・
女児の「ニーハイソックス」を禁止した小学校があると少し話題になりました。その対策には賛否両論がありますが、ニーハイソックスを必ずしもはかなくてはいけないということもありませんよね。わざわざ、変質者のを刺激しそうなかわいすぎる服装をする必要もありませんので、避けた方が無難かもしれません。それがないとおしゃれができない!というわけでもありません。
おしゃれを100%止める必要はないけど…
ミニスカートやニーハイソックス、おしゃれがしたい女の子には魅力的なファッションアイテムです。それらを着ていたら絶対狙われるのか、というとそうではないと思います。逆に、パンツルックの子が狙われないという保証もありません。しかし、無防備な格好をしていると目立つ可能性はあります。また、無防備な格好は相手にすきを感じさせる原因になるかもしれません。おしゃれもほどほどにしておくことをおすすめします。
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元IT系企業勤務。現在はフリーランスのデザイナーである夫の会社でWebサイトの構築、運営やライティングをしています。ゆる受験で私立中高一貫校に通う長女、ガチお受験で私立小学校に通う次女、そして幼稚園に入園する三女の三姉妹のお母さんもしています。
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