要注意!負けず嫌いな子どもへのNG対応
大切な子どもの個性、親としてはぜひ伸ばしてあげたいですよね。大人が接し方を誤ると、せっかくの負けず嫌いという個性をつぶしてしまうことになりかねません。どのような点に注意して接するべきなのか、おさえておきましょう。
子どもが納得する前に中断させる
負けず嫌いな子どもは、自分が勝つまで(納得いくまで)とことんやりたがることが多いです。でも、何度も繰り返しやろうとするところで、晩ごはんの支度をしなければならないなど大人の事情で中断させてしまうのはよくありません。何度も繰り返しやることをダメだとしてしまうと、繰り返し行ってだんだんできるようになることの喜びが得られにくくなってしまうのです。
時間の制限がある場合でも、まず納得いくまで取り組もうとする姿勢は褒めてあげましょう。
きょうだいがいる場合は要注意!他の子と比べる
人間は、生きていく上でどうしても他人と自分を比較します。そしてその比較から、自分ができること・できないことや自分の特徴を見いだしていきます。
そのため、他の人と自分を比べるのはほぼ避けられないことだといえますが、それを口に出してしまうと繊細な子どもの心を傷つけることに。
褒め方も「○○ちゃんより上手にできたね」など、他の子と比較しての褒め言葉はNG。負けてしまった(上手にできなかった)子が聞いたら傷つきますよね。また、褒められた本人は自分自身ではなく他の子に勝つことが目的になってしまう可能性も。特に兄弟姉妹がいるご家庭では、きょうだい間で優劣があるかのように思われないように気を付けましょう。
おわりに
向上心を持って努力を続けられるということは、とても素晴らしいことです。最初は子どもも「周りの子たちに勝ちたい!」という気持ちが強いかもしれません。少しずつ「以前の自分より成長しているかどうか」ということを意識するように導いてあげましょう。
個性の伸ばし方によっては、将来大活躍する大物になるかもしれませんね。
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台湾在住の30代。2011年日本語教師として台湾へ、2013年結婚。3歳年上の台湾人夫と猫1匹と仲良く暮らしています。2015年秋から在宅Webライターとして活動。2013年末からゆるーく妊活継続中。
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