夫の転職は家計にどう影響する?
夫の転職期間中はとにかく出費が心配です。転職にともなうお金の収支はケース・バイ・ケースで、再就職までにかかる期間や、転職先の給与によって事情が異なります。妻としては家計への影響を短期・長期で考慮したいものです。
退職前に貯金が必須!転職は計画的に
家計への打撃を最小限に抑えるために、次の点に注意しましょう。
退職前にボーナス月を考慮
ボーナスの認定日・支給日が迫っている場合は、これより後が退職日になるよう調整しましょう。
失業期間は最短に
出費が少なく済むのは、内定が出てから退社の意志を伝える方法です。ただし、在職期間中に転職活動を行うことは、肉体的にも精神的にもハード。家庭での妻のサポートが欠かせません。
3カ月分の生活費をプール
一般的に転職活動にかかる期間は3カ月程度だといわれています。退職前に最低3カ月分の生活費を貯金しておきましょう。転職活動が長引くことも想定して6カ月分プールできるとより安心です。
教育費への影響は?今後の家計はどうなる?
小さな子どもがいる場合は教育費への影響が気になります。未就学児の場合は、教育費は習いごと代や通信教育の受講費などが該当します。かけている費用にもよりますが、できれば継続していきたいですよね。退職前に、これらの教育費も3カ月分をためてから退職願を提出しましょう。
転職期間中は出費ばかりに目が行きますが、転職によってお給料がアップする可能性もあります。より待遇のよい企業にチャレンジできるよう、夫を励ますのも妻の役目かもしれません。
おわりに
夫の転職は夫のキャリアだけでなく、家計にも大きな影響をもたらします。しかし、今の会社への不満を抱えながら働き続けるのは、大変なことです。転職はお給料やワークライフバランスを向上させるチャンスです。夫婦でよく話し合い、夫をサポートしましょう!
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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