児童劇団に入れば人見知りを克服することができると考えている人も多いのではないでしょうか。しかし、そういったメリットもある一方で負担しなければならないデメリットも生じます。また、こういった事務所は営利活動の一環で養成所の運営をしているため、学業への影響がないとも言い切れません。今回は、劇団に入ることのメリットと保護者にかかる負担なども併せてご紹介します。
児童劇団に入ることのメリットとは
児童劇団と聞くと芸能界を目指している子どもが入る場所といったイメージがありますが、本格的なダンスを学びたかったり、恥ずかしがり屋を克服したかったりと、入所したい理由はさまざまあるようです。ここでは児童劇団に入ることのメリットをご紹介します。
幅広いジャンルを学ぶことができる
劇団と聞くと真っ先にイメージするのは「演技指導」ではないでしょうか。しかし、演技をするにあたって必要な「うた」を学ぶことはもちろん、日本舞踊やクラシックバレエ、タップダンスやフラダンスといった踊りも学ぶことができるのです。他の習い事より費用は高くつきますが、その分多彩なジャンルを学ぶことができますよ。
基本的な作法を指導してもらえる
多くの劇団では基本的なあいさつをはじめ、立ち居振る舞いや食事のマナーなどといった礼儀作法もしっかりと教えてくれます。今後仕事をもらうために必要なスキルとあって行き届いた礼儀作法の授業が組み込まれているのでしょうが、家や学校ではなかなか勉強できるものではないので、できるなら小さな頃から身につけておきたいですよね。
人と関わることで人見知りを解消できる
発声練習や朗読、表現方法といったこともレッスンする児童劇団ですが、そのほとんどを人前で披露しなければなりません。その結果性格が明るくなったという子どもも多くいるのです。また、レッスンで一緒になるお友達やその保護者の方、公演を見に来てくれる方や仕事関係のスタッフなど、人と関わることが多くなって自然と人見知りを解消することができた、というケースもあるようです。
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児童劇団にかかる費用とレッスン内容
児童劇団と聞くと、他の習い事に比べて料金が割高なイメージがありますよね。また、多くの劇団が入学金や授業料などといった費用を掲載していないこともあり、不安に考える保護者の方も多いはず!ここでは費用とレッスン内容についてご紹介します。
入所する段階でかかる費用はいくら?
まず、「入学金」といった形で入所時に納める費用があります。内訳としては、入所金が120,000円のところが多く、それにプラスαで劇場施設等の設備費が60,000円、視聴覚教育費が80,000円かかる場合もあります。したがって、入所時に120,000円〜260,000円かかるのが相場のようですね。
月々にかかるレッスン料や月謝は?
入学すると、毎月のレッスン料として月謝を支払わなければなりません。内訳としては、レッスン料が12,000円で諸経費として3,000円といったところです。したがって15,000円が月謝の相場といえますが、諸経費のかからない劇団もありますので12,000円で済むところも。中には23,750円と高めに設定している劇団もありますよ。
保護者も受ける!?レッスン内容を一部ご紹介
0歳〜2歳などの「赤ちゃん部門」でのレッスンでは、主に表現・鑑賞・制作といった内容の授業を行っています。また、保護者向けに芸能レッスンや育児レッスンを行っている劇団もあり、一般の常識とは異なった芸能界の常識や仕事の流れを学んで意識の向上を図るため、また、子どものモチベーションを上げるためのレッスンを行っています。
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1歳の息子がいるシングルマザーです。最近は息子とのお菓子作りにはまっています。
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