全寮制のボーディングスクールが各地で開校ラッシュ！将来を見据えた選択

イギリスやスイスのイメージが強い寄宿学校（ボーディングスクール）。日本国内でも全寮制インターナショナルスクールとして、ボーディングスクールが増えています。海外のボーディングスクールへの進学は、費用、距離、さらにコロナ禍と不安も多いですが、国内であればそのハードルも低くなりますよね。

そこで、全寮制インターナショナルスクールの気になるカリキュラムや寮生活、そして費用についてまとめてみました。

全寮制インターナショナルスクールとは？

インターナショナルスクールの最大の特徴は、日本国内だけでなく様々な国や地域からの子どもたちが集まることです。英語が身につくだけでなく、他国の文化や宗教にも触れられ、外国に対して広い視野をもてるようになります。

全寮制ともなると、授業時間以外の日常生活でも外国のお友だちからさまざまな刺激をもらえそうです。

授業はオール英語！多彩な進路が魅力

インターナショナルスクールでは、すべての授業が英語で進められます。そのため、入学時にはある程度の英語力が必要となります。
日本の学校とは違い、多くの全寮制インターナショナルスクールが6月で学年が終了し、9月で新学年開始としています。そのため、日本国内の全寮制（ボーディング）スクールでは3月に小学校や中学校を卒業した新入生に向けて、4月から8月まで特別なカリキュラムを提供し、英語や寮生活に向けて準備をしてくれる学校もあります。

気になる卒業後の進路では、国際的な大学入学資格である「国際バカロレア」のディプロマ資格プログラム（DP）が取得できる学校もあり、日本国内外の有名大学への進学が望めます。

本場イギリスのスクールや一条校も続々開校

インターナショナルスクールは学校教育法で認められておらず、国内での高校や大学への進学が難しいというイメージがあります。
しかし、現在では学校教育法第1条で認められた「一条校」のインターナショナルスクールも増えています。

たとえば、日本唯一の小学生のボーディングスクール「神石インターナショナルスクール」や、2022年開校の「国際高等学校」がそうです。
一条校以外にも、ボーディングスクールの本場であるイギリスからも2校が開校します。岩手県の「ハロウ校安比ジャパン」は、名門パブリックスクール「The Nine（ザ・ナイン）」のうちの1校「ハロウスクール」を母体としています。また、2023年には同じくザ・ナインの一つ「ラグビースクール」から、「Rugby School Japan」が千葉県に開校予定です。

日本にある全寮制のボーディングスクール一覧

学校名	所在地	対象年齢
神石インターナショナルスクール	広島県	小学生
国際高等学校｜全寮制インターナショナルスクール	愛知県	高校生
ハロウインターナショナルスクール安比ジャパン	岩手県	小学6年～高校3年生
Rugby School Japan	千葉県	小学6年～高校3年生

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全寮制インターナショナルスクールでの生活

親元を離れて生活をする全寮制インターナショナルスクール。学校のカリキュラムや寮生活がどのようなものか気になりますよね。ボーディングスクールならではの魅力的な課外授業や授業後のプライベートレッスンなど、普通の学校では考えられない手厚いサポートについてもまとめました。

子どもたちの可能性を広げるカリキュラム

全寮制インターナショナルスクールの魅力は、英語だけではありません。大自然の中で探求心を養うさまざまなカリキュラムが組み込まれています。
また、夏はテニスやゴルフ、冬はスケートやスキーなどのシーズンに合わせたスポーツに力を入れているスクールも多く、スポーツを通じてチームワークや戦略を立てることなどを学びます。スポーツ以外にもアートやロボティクスなど、特色のある魅力的な授業を受講できます。

知識を詰め込むのではなく、子どもの可能性を広げ、将来の選択肢を増やしてくれる学校なのです。