第一子を持つママにとって、小学校は未知の世界。一年生になる子どもたちがどう過ごすのか気になりますね。登下校の時間や時間割はどうなっているのか、標準的なタイムスケジュールをご紹介します。お仕事をしている方は、放課後の過ごし方や登校の送り出しについて、はやめの対策を考えておきましょう。
【集団?個別?】一年生の登下校スケジュール
幼稚園や保育所とは違い、一年生になったら子どもたちは自分で学校へ通います。地域によって異なりますが、登校は集団登校、下校は学年ごとか、個別下校を採用している学校が多いようです。登下校の際、入学から一週間ほどは保護者の見守りを推奨されることもあります。入学までに親子で登下校の練習をしておくといいですね。
登校は8:20ごろまでに
登校時間は、8時から8時20分までの間、としている学校が一般的です。8時30までに登校するよう、定めているところもあります。一時間目の授業はだいたい8時45分から始まります。始業までの活動は、朝の会や学年集会、読書活動、朝勉強など、学校によってさまざまです。集団登校の場合は、朝の集合時間が決まっていますので、確認してみましょう。7時30分から45分くらいまでに家を出る、と考えておくといいですね。当日急にお休みする場合は、学校への連絡とは別に登校班の子どもたちに「今日はお休みします」ということを伝えてあげてください。個別登校の場合は、学校への電話連絡のみで大丈夫です。
下校は14~15時くらい
一年生の下校時間は、だいたい14~15時の間です。学校が始まった当初は、午前中の2時間で帰ってくることもあり、流動的になります。最近では、授業時間確保のため、始業式の日も普通に授業があったり、給食開始時期がはやくなっていたりしますが、4月の2週間程度は、早帰りをすると思っていた方が無難です。入学説明会があれば確認しておきましょう。放課後の児童クラブに入所できれば、学校から直接児童クラブへ行くことになります。集団下校の場合も、上の学年はいませんので、一年生だけで下校します。最初は先生が通学路に立って様子を見てくれることが多いです。保護者の方は、お友達と一緒に帰るのはどこまでなのか、把握しておいてください。ひとりになる場所まで迎えに出てあげると安心です。
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【どのくらい勉強するの?】一年生の時間割
学習指導要領の改訂により、授業数の増加が決まっていますが、一年生は特に変更はありません。授業時間は1コマ45分で1単位時間と数えます。一年生は、国語と算数、体育、図工、音楽、生活、道徳といった教科を学びます。1週間に約24コマの授業があり、年間850単位時間を勉強することになります。
1日に午前4コマ午後1コマが標準
授業1コマは45分で、授業の間の休み時間は5分あります。1時間目2時間目を終えると、20分程度の長めの休み時間です。そしてまた3時間目、4時間目が始まります。4時間目までで、午前の授業は終わりです。そのあと、給食、掃除、昼休みを過ごして、午後の授業になります。一年生はだいたい午後に1コマ、5時間目が終わると帰りの会をおこなって下校します。週に1日は、午前中で授業が終わり、早帰りになるところが多いですね。だいたい週の半ばの水曜日に設定されています。標準的なモデルは以下の通りです。
気になる給食時間は少し短め
入学してしばらくは、学校のなかを探検したり、授業の受け方や学校のルールを習ったり、机に座らずに活動することがほとんどです。ランドセルのしまい方、掃除の仕方など、覚えることはたくさんありますから、学校に慣れるまではいろいろ大変です。保護者として心配になるのは、給食の時間ですね。準備もなにもかも含めて40分程度は少し短いように感じます。ただ、最初のうちは6年生のお兄さんお姉さんが準備をしてくれますし、最近では「残さず食べましょう」というよりは、「楽しく食べましょう」という指導が推奨されています。せっかくの楽しい時間ですから、おいしく食べられているか、気にかけてあげてください。
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子どもたちも大学生になり、自分の子育てはひと段落。保育士として、地域のコーディネーターとして、子育て支援・子ども支援にかかわっています。ゆる~く子育て楽しみましょう!
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