夏から秋に移り変わる頃、母として気になるのが、わが子の肌のこと。大人でも肌が乾燥してしまう季節ですが、繊細な赤ちゃんの肌は特に心配になりますよね。乾燥肌はしっかり対策しておかないと、悪化してしまうと、治るまで大変な思いをさせてしまいます。赤ちゃんの乾燥肌のために、親はどのようなことができるのか、対策術をご紹介します。
赤ちゃんの乾燥肌とはどのようなもの?
乾燥肌というワードはよく耳にしますが、どのような状態を指すのでしょうか。赤ちゃんの乾燥肌は、大人の乾燥肌とどのように違うのか知らない、という方も多いと思います。これからの季節を知っておきたいですよね。詳しくご紹介します。
乾燥肌とはどのような状態なの?
乾燥肌、ドライスキンともいいますが、その名の通り肌が乾燥していて、水分や皮脂の分泌量が少ない状態です。冬場になると起こる、肌がカサカサになるなど、白く粉が浮いているような状態が、乾燥肌のサインといえます。健康な肌と比べると、水分が3割ほど失われている状態です。
赤ちゃんの肌は大人の肌と違うものです
赤ちゃんの肌というのは、本当に美しいです。つるつるでぷにぷに、という表現がぴったり当てはまります。赤ちゃんの肌は、水分量や皮下脂肪が大人と比べて、たくさん保持されています。また、紫外線など外からの悪い光線も浴びておらず、美しい肌なのです。肌自体も薄いため、大人に比べてダメージを受けやすいので、気を付けなければなりません。
乾燥肌が悪化してしまうとどうなるの?
乾燥肌というのは、経験したことがある人ならわかると思うのですが、かゆいです。かきむしると、湿疹ができたりして、余計にかゆみがおさまりません。ちなみに、乾燥による湿疹を皮脂欠乏性湿疹と呼びます。小さな赤ちゃんがかゆみに苦しむ姿、見たくないですよね。親もつらい気持ちになります。では、どのような対策が有効なのでしょうか?
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乾燥肌にならないよう予防しましょう
かゆい乾燥肌に悩まされる前に、予防策をとるようにしましょう。寒い冬場は、部屋の中や屋外、どこへ行っても空気が乾燥しています。マメな乾燥対策は大変ではありますが、できることから取り組んでみてください。
1.肌を清潔に保つようにしましょう
赤ちゃんは乾燥肌な反面、とても汗をかきやすいです。寒い冬だからと思って、厚着させていると、服の中はとても汗をかいていて、ビックリしたという経験があるお母さんは多いでしょう。汗をすぐ拭いてあげる、お風呂できちんと洗ってあげる、という基本的な肌のケアがまず大事です。赤ちゃんの肌は敏感なので、常に清潔にしてあげるよう、心がけましょう。汚れた肌に保湿しても、効果がでないといわれています。
2.お風呂あがりの保湿をしっかりしましょう
お風呂できれいに体を洗ったあと、柔らかい清潔なタオルで赤ちゃんの体を拭きましょう。こするのではなく、タオルで包み込むようにポンポンと優しく拭きましょう。その後、できるだけ早く保湿剤で全身を保湿しましょう。お風呂のあとは、時間がたてばたつほど、水分が失われるので、できるだけ早く保湿することが大切です。
3.日常的に保湿するよう心がけましょう
保湿というと、お風呂のあとにされる方が多いと思いますが、日常生活の中でも保湿を心がける必要があります。冷たい外気にさらされるお出掛け前や、帰ってきてからの保湿はした方が良いです。また、食事の時に赤ちゃんの口のまわりを拭くと、その時にも顔の水分は失われます。その際にも、保湿が必要です。赤ちゃんとの生活では、保湿が必要になる場面が適宜ありますので、注意してください。
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