採点方式を再確認して保活リベンジ!
保育園の合否を分けるのはなんといっても「点数」です。自治体ごとに採点方式や判定方法が異なるため、要注意です。保活落ちしたママは自分の点数を確認し、できるだけ早くに自治体の窓口へ出向いて保活リベンジをしましょう。
自分の「基礎点・調整点」は要チェック!
多くの自治体では保育を必要とする理由など基本的な情報を元にした「基礎点」を設けており、この点数と応募状況に基づいて選考します。一般的には共働き・正社員の家庭は基礎点が高く、ママが無職(求職中)の家庭は基礎点が低めです。
基礎点だけでは決着がつかない場合は、「調整点」が用いられます。自治体によってその内容はさまざまで、例えば兄弟同時加入、同居家族の疾病の有無といった項目があります。お住まいの自治体の定める項目を1つ1つチェックし、最終的に自分が何点だったか計算しましょう。
自治体によっては、認定された点数を開示してもらえる場合もあります。申込用紙には記入したはずなのに、実際には点数として認定されていない項目があるかもしれませんよ。
点数を元に現実的なリベンジプランを
保活落ちママは、速やかに自治体の窓口で相談しましょう。窓口で空きがある園や、応募状況などを教えてもらえる場合があります。ケース・バイ・ケースですが、1次募集の選考結果が出た後の時期は、実態に即したアドバイスをくれる担当者が多いようです。「今の点数ではここの園には入りにくい」「この園なら可能性がある」など、リアルな声をもらえるかもしれませんよ。
場合によっては「点数が低い」「全く空きがない」などの理由で、リベンジが難しいという結論になるかもしれません。そんなときはすぐに認可外の保育園に希望を切り替えましょう。先着順で枠が埋まる場合もあるため、スピードが勝負です。また、時期を変えて問い合わせれば、空きが出ていることもあるため、諦めずに粘ることも大切です。
おわりに
保活落ちは、共働き世帯にとって大きな痛手です。大切なわが子を育てるためにも、仕事を続けていきたいママは多いはず。保活落ちしてしまったら、自分の点数など落ちた理由を分析しましょう。早めに自治体の窓口で相談し、保活リベンジに取り組んでください。諦めずに、粘って保活を成功させましょう!
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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30代、保育士。夫と未就学児の長男・小学生の長女の4人家族。初めての出産で分娩トラブル、乳腺炎、産後クライシス、保活失敗など…数々の「洗礼」を受けた経験から『特別なことをするのではなく、地に足の着いた育児』をモットーに、日々奮闘しています。現在は認定こども園で働く傍ら、ライター業にも従事。
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