「コーナー保育」のデメリットとは
子ども自身が主体であり指示をされないため、自分で考えて自由に行動できることや、好きなことを好きなだけ追求できることなど、コーナー保育の魅力はたくさんありますが、反面注意しなければいけないこともいくつかあるようです。
先生によっては放任保育になってしまう可能性が
コーナー保育をおこなうには、十分な経験とスキルを持った保育士の存在が不可欠になります。経験不足の先生では、子どもたちを常に見守ることが難しく、結果的に放任になってしまう可能性も否定できません。コーナー保育を実施している保育園や幼稚園で、コーナーごとにきちんとした先生が付いているかどうかはとても重要なポイントです。
子ども同士のトラブルが増えてしまう
子ども同士でトラブルを解決していくことは、子どものコミュニケーション能力を高めることにつながりますが、時間をかけて子ども同士で解決するというやり方を、もどかしく感じてしまう保護者もいるのではないでしょうか?子どもだけのトラブルのはずが親を巻き込むことにもなりかねません。あくまでも主役は子どもということを忘れないようにしましょう。
小学校に上がった時にギャップを感じることも
小学校では先生主導のもと、全員が一緒に同じカリキュラムを受けることになります。コーナー保育に時間を割いている保育園や幼稚園では、「全員が同じ行動をして行儀よく座っている」という状況や時間があまりありません。入学後に団体行動がとれない子や、授業中自由に立って歩き回ってしまう子どもがいる、ということが問題視されているようです。
おわりに
子ども自身の本来の力を引き出す可能性のあるコーナー保育いかがでしたか?コーナー保育は子どもの個性と能力を引き出すにはとても魅力的な保育方針ですが、定義はそれぞれの園で違いがあるようです。どんなに優れた保育方針にも、良いところと悪いところはあるもの。わが子に一番向いていると思われる保育を見極めて、園選びの参考にしたいですね。
ピックアップ
12歳サッカー小僧とうさぎ×2とハムスター×1のママです。毎日もふもふ癒されています。
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。