子どものランドセルに入れておくべきもの
災害はいつ起きるか予測できません。しかしいざというときにしっかりとした準備ができていれば、不安や焦りが少しでも解消されるはずです。子どものランドセルのポケットに災害用グッズを常に入れておくようにしましょう。また、それはチェックのために時々出して、子どもにその存在を確認させることも忘れないようにしましょう。
連絡先などの重要事項のメモとメッセージ
携帯電話に登録されていても、充電が切れてしまったり通信状態が悪かったりすることもあります。やはりメモがあると確実ですね。パパママの電話番号や親戚・友人の連絡先の他、パパママの顔写真もあると探してもらうときに役立ちます。伝言ダイヤル171へ電話すること、落ち着いて行動することなどメッセージも書き添えておくと子どもは安心して行動できます。
文庫本と同じサイズの携帯用防災頭巾
携帯できる防災頭巾「石頭くん フード型」は折りたたむと文庫本と同じくらいのサイズになり、重さも150gと超軽量で、ランドセルに入れておいても邪魔になりません。衝撃を和らげるように頭頂部にはプラスチックが入っており、内側にあるポケットに本や財布を入れれば頭部を守ることができるという優れものです。
小さく畳める上着・レインコート
災害時だけでなく活躍するレインコートは1枚ランドセルに入れておくと便利です。災害時、駅でないところで電車を降りて安全なところまで歩いて誘導されるかもしれません。また駅の構内で待機するよう指示がでることもあります。レインコートは風を通さず防寒具にもなりますね。しかし成長期のお子さまなので、たまに出してサイズチェックをしてあげることも忘れずに。
おわりに
2011年3月11日に発生した東日本大震災の記憶は、今なお多くの人の心に鮮明に残っています。しかしこの経験を無駄にすることなく、日々の防災意識が高まり改善されたことがとても多いのも事実です。3.11を知らない世代が小学校にあがるこれからの時代は、その親たちが災害時の行動について、子どもにしっかりと伝えていかなければなりません。
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小6の息子と小1の娘のママです。パン作りと洋裁が好きです。
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