赤ちゃんの体温調節、適切かを確かめるには
赤ちゃんが暑がっているときには涼しく、寒がっているときには温かく。それは理解していても、どの程度調節してあげるのが赤ちゃんにとって快適か、迷うときはないでしょうか。そのようなときに目安となるのは、赤ちゃんの機嫌、おなかや背中の温かさ、そして汗のかき方です。
赤ちゃんの手足が冷たい!すぐ温めるべきか?
赤ちゃんの手足に触れて、そのあまりの冷たさにビックリした経験のあるママは多いのではないでしょうか。寒いのではないかと靴下を履かせたくなりますが、その前に、赤ちゃんのおなかや背中に手を入れて触れてみてください。手先足先が冷たくても、おなかや背中にぬくもりがしっかり感じられるようでしたら大丈夫です。また、赤ちゃんの機嫌も、快適さのバロメーター。機嫌がよいなら大きな心配は不要なことが多いようです。逆に激しく泣くなら、赤ちゃんが寒がっているシグナル。おなかや背中も冷たくなっているようでしたら、部屋を暖めたり服や布団を重ねたりして温かくしてあげるようにしましょう。
赤ちゃんが快適にすごせているか、確認を!
赤ちゃんの体温は、周りの暑さ寒さに影響を受けて上下しやすく、高体温や低体温になりやすいという特徴があります。特に意識しておきたいのは、高体温時。赤ちゃんがピンク色の顔色をして、手足も温かく、穏やかに寝入っているとき。熟睡していると思っていたら心停止していた、という悲しい事故も報告されています。SIDSが起こる状況にはいくつか共通点があり、服や寝具などの着せすぎ、温めすぎも、その一つです。厚着をさせるときには、時々首の回りやおなか、背中をチェックしましょう。汗をびっしょりかいているときは、室温を下げたり服や寝具を減らしたりして、赤ちゃんが快適にすごせるように調節しましょう。
おわりに
体温調節が苦手な赤ちゃんが快適にすごすには、ママやパパの助けが欠かせません。気温・室温の変化に加え、衣服や寝具の内側の温度や、赤ちゃんの機嫌、汗のかき方などにも注意しながら調節をしてあげるようにしましょう。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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