手が届いたら意味がない!子どもの手が届かない収納テクニック六つ

大人と同じことがしたい気持ちを大切に

テーブルの上のリモコンを取ろうとする子ども
子どもが大人の大切なものを触ろうとしているときは、子どもなりの理由があります。そのためできるだけやろうとしていたことへの気持ちを受け入れてあげられるようにしましょう。またやむを得ず行動を禁止させたい場合はできない理由、できるようになる時期、代案などを添えるようにするのも大切です。事情を説明することで、子どもとものを取り合ってしまうような状況が避けられます。

子どもの気持ちに寄り添う言葉とは

「ダメ」「やめて」とものを取り上げてしまった場合、子どもからするとなぜ怒られているのかが理解できません。結果的にいたずらになってしまうことが多いですが、何かを禁止する場合は根底にある気持ちにできるだけ寄り添うようにしましょう。そのため、ものを取り上げる場合も単に「ダメ」ではなく「○○がしたかったんだね」「○歳になったら使っていいよ」など前向きな言葉を添えるとスムーズに回収しやすくなります。

大切なものの近くに触っていいものを置く

子どもはパパやママが大好きで、自分も同じことをできるようになりたいと思っていたり、お手伝いをしてあげたいと思っていたりします。そこで大人のものは全て触ってはだめ、とするのではなく優先順位をつけて多少なら触っていいものが出せるように準備しておくのもおすすめです。キッチンの場合でいうと洗剤や食器は絶対に触ってほしくないが、ザルやボウル、干物はある程度許容するなどと分類してみましょう。多少触られても良いものを子どもが触れるようにすることで満足してくれるかもしれません。

触っちゃダメ!に理由を添えて説明をする

言葉でのやり取りができるようになってきたら、単に収納場所を工夫するだけでなく「危ないからだめ」「大切だから触らないでほしい」など理由を説明して理解してもらうことも大切です。子どもの名前をゆっくり読んだり、「あのね」と前置きをしたりすると少し自分の気持ちを落ち着けることができます。何度も認識あわせをすることで、子どもも触ってはいけないものがわかるようになるでしょう。

おわりに

大切なものは子どもが触れられない場所、保管されていることがわからない場所に収納するのが基本です。しかし子どもは大人を困らせたいと思っていたずらしているわけではありません。成長に伴い言葉がわかるようになってきたら、触らないでほしいことを説明して理解してもらえるようにしましょう。

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