哺乳瓶の消毒方法でも違う!やめるタイミング
実は哺乳瓶の消毒方法によっても、やめるタイミングが異なることをご存じでしょうか?同じ消毒作業なので一緒だと思われがちですが、方法によってやめる目安が違うので覚えておきましょう。ママの負担はもちろんですが、何より赤ちゃんが安全にミルクを飲めるよう、配慮することが必要です。
煮沸や電子レンジ消毒の人は5カ月くらい
煮沸消毒や電子レンジ消毒の場合は、熱によって消毒するので殺菌力も非常に高いとされています。そのため早い段階で消毒をやめてもいいかな?と思うかもしれませんが、大体5カ月くらいまでは消毒を行うようにしましょう。
電子レンジの場合は専用の容器でチンするだけなので非常に簡単ですが、煮沸消毒の場合は沸騰させたお湯にくぐらせて殺菌するため、ママにとっては負担が多い方法かもしれません。ずっと自宅にいるのなら煮沸でも良いかもしれませんが、仕事復帰しているママの場合は電子レンジの方が効果的だと言えます。
消毒液を使っている人はメーカー目安を参考に
消毒液を使用している人は、メーカーそれぞれによって哺乳瓶消毒をやめる時期の目安が書かれているので参考にしてください。絶対にそうではないといけないというきまりはありませんが、メーカーはしっかりと検証した結果その目安を決めています。
ただ赤ちゃんの免疫力によっては推奨タイミングでも早い場合もあるので、様子を見ながら進めてくださいね。
消毒をやめた後も哺乳瓶用洗剤を使おう
哺乳瓶の消毒をやめた後は、大人の食器を洗っている洗剤と一緒に洗っても大丈夫だと思って、まとめて洗ってしまうかもしれません。しかし哺乳瓶の消毒が終了したとしても、赤ちゃんの抵抗力がしっかりついたというわけではないのです。
そのため消毒をやめた後も哺乳瓶用洗剤を使用するのがおすすめ。哺乳瓶用洗剤は汚れが落ちるのはもちろんのこと、普通の食器用洗剤よりも優しい成分でできているから安心ですよ。
おわりに
哺乳瓶の消毒はママにとっては無限に続くような感じがして、「一体いつまですれば良いの?」と負担に感じることもあるかもしれません。しかし免疫力や抵抗力がしっかりしてくる頃には、赤ちゃんの哺乳瓶の消毒をせずにミルクを飲ませることが可能となります。ただ、しっかりと哺乳瓶用洗剤で洗って除菌することは忘れないようにしましょう。
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福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
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