土踏まずの形成は3歳から!【幼児編】子どもの靴のサイズと靴選びのポイント

子どもの土踏まずの形成について

芝生で寝る子ども
歩き始める前の子どもの足は平らで、土踏まずやカーブがありません。土踏まずの形成は、活発に運動するようになる3歳ころから始まると言われています。では、土踏まずにはどのような役割があるのでしょうか。また、土踏まずは必要なのでしょうか。

土踏まずの成長は3歳から始まる

生まれたばかりの子どもの足は、足の裏に土踏まずがなく、『偏平足』と言われる平らな状態です。次第に歩き始め、徐々に足の筋肉が発達していき、土踏まずが成長していきます。足の成長には個人差があるため、平均としては、6歳から8歳ころにしっかりとした土踏まずができ、内側、外側、横の三つのアーチがあります。また、それぞれが体の揺れやひねりをサポートしているので、このバランスが重要です。

土踏まずの主な役割とはなにか?

土踏まずには、大きく分けて二つの役割があります。一つは、衝撃を吸収する役割です。人間は、歩くことや走ることで骨格や関節を通して、脳や体に衝撃を与えています。その衝撃を和らげる役割をしているのが土踏まずです。また、二つめは、体のバランスを支えることです。土踏まずは、体のバランスと姿勢をコントロールしています。よちよち歩きからしっかりとした歩き方に変わるのは、土踏まずの成長があるからです。

子どもの偏平足って?ポイントは筋肉!

幼児期に足の筋力が十分に発達しなかったため『偏平足』のままになる子どもが増えています。偏平足の子どもは体のバランスが悪く、足が疲れやすくなり、まっすぐ立っていることができません。体のバランスが悪くなると足だけでなく、膝や腰にも影響を及ぼします。
偏平足にならないためには、足先をしっかり動かし、筋力をつけることです。足の筋肉は足の指につながっているため、しっかり足の指を使うようにしましょう。

おわりに

子どもの足の成長は早いものです。だからこそしっかりとしたサポートを怠らないようにしましょう。足は、体全体のバランスを担っているので、子どものときの足の成長は、将来の子どもの体に大きく影響します。しっかり足を使わせることで足を発達させ、その成長に合った靴を選びましょう。

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