今や携帯ゲーム機やテレビゲーム機は、子どもがいるどこの家庭にも1台はあると言われています。携帯電話でできるゲームは、さらに手軽なものです。子どもに悪い影響がある可能性を指摘されていることから、親としては子どもとゲームの関係が気になるところですよね。また1日1時間ほどのゲーム時間だと子どもの生活への満足度が高く、社交的になる、という結果が出ているそうです。約束ごとを決めるなど、ゲームとの賢い付き合い方を考えてみましょう。
ゲームを買う前に確認してみましょう
子どもが欲しいゲームを何のチェックもしないで買い与え、こんなはずじゃなかった!と後悔することがないように、買う前に確認しておきたいことがいくつかあります。ゲームをやらせるうえで、正しい使い方を親が示しましょう。
まず親がゲームの機能を知ること
最近のゲームは、知らない相手ともネットワークでつながり、対戦できるものが多くみられます。気軽に使えてしまう携帯電話であれば、突然高額な請求がくる可能性も考えられます。子どもにゲームを与える時には、前もってどのような機能があるのかを確認しましょう。必要であればパスワードの設定など、親が制限をかけることも大事です。
購入するゲームの内容を確認すること
子どもが欲しがっているゲームが、どのような内容なのか確認することが必要です。例えば暴力的なシーンや刺激が強いシーンが含まれる場合、子どもの年齢にふさわしいかどうか親が判断しましょう。ゲームのパッケージには、対象年齢やゲーム内容が書かれています。製品レビューをインターネットで調べてみてもいいでしょう。
そのゲームは対戦型?やり込み型?
短い時間で何回も楽しめる対戦型ゲームと違い、ロールプレーイングなどは時間をかけて攻略していくゲームです。やり込み要素が大きいため、決められた時間内ではほとんど進めることができない可能性もあります。子どもが満足感を得られないと、すぐに約束をやぶってしまう原因に。1日のゲーム時間を決める時には、ゲームの種類を把握しておきましょう。
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守るべきルールを決めておきましょう
子どもがゲームとうまく付き合えるように、約束ごとを決めておくのは大事なことです。子どもが約束を守るためには、本人に任せきりにせず、親が協力することが必要です。子どもがルールを守らずゲームを続けるのは、決してゲームだけのせいではありません。
ゲームをする時間をしっかり決める
ゲームは1日に何分までなのか、何時ならいいのか、などのルールを決めましょう。ゲームをする時間が1時間以内なら、生活に対して満足感や幸福を感じ、友達と一体感を得られるそうです。データセーブのタイミングなどを口実に、遊ぶ時間を引き延ばそうとするかもしれませんが、そういう点も含めてきちんと話し合うことが大事です。
毎日やっていいの?曜日を決める?
子どもの毎日の過ごし方によって、ゲームをする日を決めてもいいでしょう。習い事をしているお子さんも多いので、習い事のある日はノーゲームデーにするなど、曜日によってはゲームお休みの日があってもいいかもしれません。ゲームをするのは休日だけ、平日のゲームは宿題が終わってから、などと細かく決めてもいいですね。
ゲーム機を外に持ち出す時のルール
友達の家に行く時、家族で買い物や外食に行く時、病院に行く時など、ゲーム機を使っていいのはどこなのかを決めておくことは大事です。常に持ち歩いているお子さんも多いのですが、遊びに行った先のお友達がゲーム機を持っていなかったら?ゲームを禁止されていたら?公共の場所でのゲームは?知らない内に誰かを不快にさせないように、周りに配慮することも必要です。
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12歳サッカー小僧とうさぎ×2とハムスター×1のママです。毎日もふもふ癒されています。
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