お風呂上がりの赤ちゃんはどうすればいいの?
お風呂の温度や浴室の温度は気を配る、ということがわかりましたが、そもそもお風呂上がりの赤ちゃんのケアはどうすればいいのでしょう?お風呂上がりの赤ちゃんについて気を付けておくべきポイントをご紹介します。
まずは赤ちゃんの保温を優先しよう
赤ちゃんをお風呂からあげる時、ベストな方法としては誰かが浴室の外で待機していて、一緒にお風呂に入っていた人から赤ちゃんを受け取るという方法です。これによりスピーディーに赤ちゃんの保温をすることができます。お風呂から上がった赤ちゃんは、まずタオルでやさしく水気を取ってあげて、その後で保湿の手入れをしてあげましょう。保湿の手入れが終わったら、後は服を着せてあげておむつを履かせてあげて、お布団へ。
赤ちゃんは湯冷めするスピードが速いので、スピーディーに水気を取って服を着せてあげるところまでを完了できるようにします。
また、ワンオペでお風呂に入れている場合は、まずお風呂から一緒に上がり、大人は後にしてもまず赤ちゃんのケアを優先しましょう。
湯冷めしないように暖かい部屋へ
特に冬場に気をつけたいポイントとなりますが、赤ちゃんをお風呂でしっかり温めても、部屋の温度が低いと湯冷めしてしまいます。湯冷めしないように暖房の効いた暖かい部屋へ赤ちゃんを移動させるというのが一番のポイント。
湯冷めをすると抵抗力も弱ってしまいますので、できる限り暖かい部屋に移してあげるのを心がけましょう。夏場でも、クーラーの効いている部屋に赤ちゃんを移動させると湯冷めする原因となりますので、こちらも気を配ってあげたいところです。
パパとママの湯冷め防止はどうする?
赤ちゃんの湯冷め防止に努めていても、パパとママが湯冷めしてしまっては意味がありません。しかし、お風呂上がりは赤ちゃんのことを優先するあまり、ついついパパとママが湯冷めしてしまうというリスクがあります。そこで実践したいのが、簡単にすぐ着ることができ、水気を拭き取ることができるバスローブなどの導入です。
パパとママがお風呂から上がった時に、まずは赤ちゃんのことをしなければなりませんが、その前にバスローブを一枚着ておくとバスローブが水気を拭き取ってくれて、保温をしてくれることにもつながります。
おわりに
大人と同様に、赤ちゃんも快適に入浴タイムを過ごすには、お風呂の温度が重要です。特に新生児からお風呂デビュー間もない赤ちゃんについては、お風呂のお湯の温度のみならず、浴室の温度やお風呂上がりに過ごすお部屋の温度についても気を配ってあげたいところ。お風呂で快適に過ごせると寝つきも良くなりますから、ストレスなく赤ちゃんにお風呂に入ってもらえるように努力したいところですね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
ピックアップ
福祉系大学で心理学を専攻。卒業後は、カウンセリングセンターにてメンタルヘルス対策講座の講師や個人カウンセリングに従事。その後、活躍の場を精神科病院やメンタルクリニックに移し、うつ病や統合失調症、発達障害などの患者さんやその家族に対するカウンセリングやソーシャルワーカーとして、彼らの心理的・社会的問題などの相談や支援に力を入れる。現在は、メンタルヘルス系の記事を主に執筆するライターとして活動中。《精神保健福祉士・社会福祉士》
この記事に不適切な内容が含まれている場合はこちらからご連絡ください。