おっぱいマッサージをプロにお願いするのも一つの方法
頑張っておっぱいマッサージをしても、なかなか母乳の量が増えない場合もあります。赤ちゃんがいつまでたっても乳首を離さないのは、満腹にならないからという原因も多いですが、ただでさえ育児で疲れているのに、授乳にも時間がかかるのは本当に大変です。
そんなときは、思い切ってプロに指導を受けて、マッサージもやってもらいましょう。
プロにお願いするのときの目安
はじめての授乳には心配や不安を感じるのはあたりまえです。心配ごとがあると逆にストレスになってしまうこともあります。
- 授乳時間が30分以上で赤ちゃんが乳頭をはなそうとしない
- 授乳をあげる間隔が短い
- 赤ちゃんの体重が不足している
- うんちとおしっこの回数が少ない
- 授乳後でも赤ちゃんの機嫌が悪い
プロに相談した内容と時期
ここで母乳マッサージといえば桶谷式で有名な「桶谷式母乳育児推進協会」が実施した母乳相談室(助産院)の調査結果をみていきましょう。
はじめて桶谷式母乳育児相談室時に行ったときのおっぱいトラブル
やはり「母乳が足りない」のお悩みが一番多く、続いて「乳房のしこり」「乳腺炎」となっています。赤ちゃんにとって母乳が一番いいといわれるからこそかわいい赤ちゃんに母乳を飲んでほしい、飲ませたいという想い、わかりますね。
はじめて桶谷式母乳育児相談室に行った時の赤ちゃんの月齢
続いて相談時期の赤ちゃんの月齢です。産後すぐの生後7日~13日から生後3~6か月未満がコアな時期となっているのがわかります。赤ちゃんが生まれてから離乳食が始まるころまでお母さんの母乳の悩みはつきないのでしょう。
地域の母乳教室を探してみましょう
大きな町なら一カ所か二カ所、母乳相談室があります。出産した病院などでも教えてくれますから、母乳の量が心配なら一度訪ねてみてもよいでしょう。助産師さんなどが指導・マッサージをしてくれます。その他にも、産後のいろいろな相談にものってもらえるので心強い存在です。
ただし母乳相談室と一口に言っても、雰囲気は場所によって随分違います。私が病院から紹介されて行った母乳相談室は、とっても混んでいました。先生方も忙しそうにマッサージをこなしているという印象です。胸を出したまま、順番を待つというのがとても嫌で、続けて通うことはできませんでした。子どものためと思っても、母親がストレスを感じるのでは意味がないかもしれません。
訪問の母乳マッサージもあります
自宅に直接来ていただける母乳マッサージもあります。私はこちらを利用しました。
もちろん料金は割高となりますが、丁寧にマッサージをしていただきながら、赤ちゃんの様子もみていただけて、とってもよかったです。人が周りに大勢いるときは「こんな質問をしたら変かもしれない」と思って、あまり聞きたいことを聞けなかった気がします。訪問マッサージのときは、具体的なことをいろいろと聞けて安心しました。本を読んでもわからない毎日の育児不安が解消できたと思います。
おわりに
おっぱいマッサージは妊娠中でもおこなうことは可能です。とは言っても、妊娠中は体調が変化しやすいときですからムリはしないで、おなかが張ったと感じたときはマッサージを中止しましょう。止めても体調が戻らない場合は、我慢せず医療機関に相談してくださいね。
※本記事は掲載時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。ご了承ください。
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50代の音楽講師。AB型。42歳で高齢出産して、中学生の娘と夫、そして猫の三人+一匹暮らしです。妊活の時はOLもしていて、仕事と妊活の病院通いなどでの苦労経験有り。妊活も個人病院から大学病院など体験しました。出産を期に会社を辞めて、自宅で子育てをしながら仕事もできる現在の職業に転身。今は自宅教室の他、非常勤講師として中学校&高校でも音楽を教えています。
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