マザコン化を避けるために心がけたいこと
それでは、大好きな息子をマザコン化させないためにできることとはどんなことなのでしょうか?ある程度の時期がきたら、ママのほうで覚悟を決めなくてはいけないときがやってきます。
ママが息子に対してできること、ママ自身が心がけたいことについて解説していきましょう。
自分のことは自分でできる計画を立てる
中学生の時期にあたる13歳~15歳頃に反抗期がはじまり、精神的かつ物理的な自立を迎えます。ここでママが自立を成長として認識せず、息子を子ども扱いすることがマザコンにつながる可能性もあります。
そこで、15歳頃を一区切りにして、自分のことは自分でできるようにするというイメージを持つと良いかもしれません。その日着たものの洗濯や部屋の掃除、翌日の準備などの物理的な部分からはじめていくことです。すぐに上手にできるものでないので、少しずつ簡単な部分からで良いでしょう。
慣れるまでに時間がかかることを考えれば、早めの段階から準備をする必要があります。そこで、幼稚園や小学校のうちから少しずつできることを作ることです。何歳くらいまでに、どのくらいのことができればいいのか?大まかでかまわないので、計画を整理すると良いでしょう。
ママ自身のことを改めて考え直してみる
マザコン化させてしまう理由として、ママが過度な期待をしてしまうことにもあります。自分にはできなかったこと・やれなかったことを大好きな息子に託してしまうのでしょう。これは、ママが結婚から出産を経て、子どもがいることや年齢を理由に夢や希望や目標を持てなくなっていることによるものです。
そこで、ママ自身のことを改めて考え直しましょう。ママがやりたかったことや、これからかなえたいことを見つけるのです。旅行に行くことや、何かを勉強するなどでも良いでしょう。子どもとは関係ないママ個人のことを考えることで、希望は大きく広がります。そうすることで、子どもとの将来的な関係も良くなるものです。
おわりに
大好きな息子がママから離れてしまうのは寂しいもの。しかし、いつまでもママから離れられない大きな子どもになることでマザコン化する可能性も。ママも覚悟や考えを持った上で、目の前の子育てを楽しんでいきましょう。
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家族構成 長女12歳です。職歴は大手金融機関に勤務。資格はTOEIC950点、英検1級、FP2級を持っています。
子育てポリシーは「個性をのばす」です。
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