机はその人の頭の中を映す鏡だ、といわれます。たしかに机の上や周りがゴチャゴチャしていると、あちこちに気が行ってしまってなかなか集中できず、効率が上がらないのですよね。しかし、小学生であっても子ども一人ではなかなかうまく片付けられないことも多いです。ぜひ親子で一緒に学習机の整理整頓方法を考え、実践していきましょう。
散らかった学習机、まずものの仕分けから!
お片付けをするときの基本は、まず片付けたい場所にあるものを一度全部出して、仕分けをしていくこと。学習机でも同じです。はじめに机の上や引き出しの中のものを全部とり出して、要るものと要らないものとに分けていきましょう。
机の上も引き出しも、全部出して仕分けを!
はじめに学習机をいったん空の状態にしてしまいます。机のものをすべてとり出して1カ所に集めたら、子どもと一緒に要るものと要らないものを判断し、分けていきましょう。次に、要るものを仕分けしていきます。使う頻度に合わせて「よく使うもの」「たまに使うもの」「めったに使わないけどとっておくもの」などのようにグループ分けをしていきましょう。学習机にはよく使うものにしぼり、子どもが自分で整理できるだけの量を収納するようにするのがおすすめです。
たまっていくプリントやノートはどうする?
特に整理に頭を悩ませてしまうのが、学校で配られるプリント類です。「また見直すかもしれないから…」と処分せずに保管してあるお家も多いのではないでしょうか。ただ、定期的に整理しないとたまる一方。必要なときにすぐに見つけられずに困ってしまいます。保管してあるプリントやノート類も一度とり出し、仕分けをしていきましょう。まずは機械的に「本年度のもの」「前年度以前のもの」で分け、その上で処分するしないを判断していくとスムーズに整理しやすいです。すぐには使わないけど捨ててよいのか迷う、という場合には、保管ボックスを用意し、見直しをする期日を決めて処分は一次保留。期日が来たら再度整理をする、という方法をとるのもよいですよ。
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仕分けが済んだら机に収納していこう
学習机周りのものが仕分けできたら、今度は収納です。必要なものが出しやすい学習机は、お片付けがしやすい学習机でもあります。どこに何があるか見やすく、出したり片付けたりがしやすくなるよう、片付け方や片付ける場所を決め、収納していきましょう。
どこに何を収納するか、場所を決めよう
大まかに仕分けができたら、次は収納です。はじめに、何をどこに、どうやって置くのか、子どもと話をしながら決めていきましょう。机に向かったときに目に入りやすいところには、特によく使うものだけを置くのがポイント。教科書類や文房具など、使う頻度が高いものをすぐ手にとれるところに置くようにしましょう。ファイルボックスや整理トレー、収納ケースなどを活用し、使う目的や用途が同じものはまとめて収納すると使い勝手がよくなります。学習に集中しやすいよう、学習に関係のないものは机でなく別の場所に置くようにしたいところです。お気に入りのものなどを手元に置いておきたいときには、学習机の隣に専用の置き場を用意し、そこに飾るようにするとよいですよ。
子どもが使いやすく管理しやすい整理方法で
教科書やノートの整理方法も、子どもが使いやすいやり方を一緒に見いだしていきましょう。本棚に立てて収納する場合におすすめなのは、種類ごとにまとめて収納する方法です。教科書・ノート・副読本(地図帳や資料集など)・プリント類というように種類ごとに分けて並べると、ゴチャつきが減ってスッキリします。100円ショップなどで売っているファイルスタンドを使うと便利です。ただ、翌日の持ち物準備には教科ごとにまとまっていたほうがやりやすいという子もいることでしょう。その場合には、引き出しに仕切りを入れたり、重ねて置ける書類トレーを活用したりして、教科ごとにまとめておく整理方法もおすすめです。
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メンタルコーチとwebライターの兼業をしている40代ワーママです。夫と息子との3人家族。東京生まれ東京育ちの大阪府民です。電車と食べることとヘンテコな踊りと絵本が大好きな、まもなく5歳の息子のお蔭で親として日々成長中です。息子が寝る前に習慣としてつづけてきた絵本の読み聞かせが、もうすぐ通算650冊になります。
Mme_barbon(マダムバルボン)は息子が好きだった絵本『ワニのバルボン』シリーズが由来です。
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