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チャイルドマインダーの安全性は?
チャイルドマインダーの概要や仕事内容、その魅力についてご紹介しましたが、施設ではなく個々で行っているということもありさまざまな不安もありますよね。ここでは、チャイルドマインダーの安全性についてご紹介します。
室内の安全面はどうしているの?
チャイルドマインダーを開業するにあたり、まずは室内の安全面についてチェックを行っています。出入り口に防護柵を設置したり、家具の転倒防止の対応を行ったりすることはもちろんのこと、空調設備や衛生面を整え、子どもを預かるうえで十分なスペースの確保が必要です。こうした部屋の準備や模様替え等を行って、初歩的な安全面は確保されています。
事故率0%!チャイルドマインダーの質の向上
待機児童対策として家庭保育を増量させるのは良い取り組みですが、保育の質を無視した拡充はしてはいけませんね。家庭的保育は施設型保育とは異なり、保育者による質の向上・維持が必要不可欠となります。日本チャイルドマインダー協会は、家庭的保育に沿った「リスクマネジメント教育」の徹底により保育者の質を向上し、事故率0%の実現がされているのです。
チャイルドマインダー協会による巡回指導
日本チャイルドマインダー協会では、家庭で保育を行っているチャイルドマインダーの状況を把握するため、少なくとも3カ月に1回以上の訪問を行っています。また、保育者からの相談に対応すると同時に、必要とする助言や指導も行っているのです。子どもを預かる身である、保育者の健康状況を把握する活動もしており、必要であれば都度訪問しています。
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保育士とベビーシッターとは違う?
子どもの保育といえば、保育士やベビーシッターの資格もありますね。この二つはチャイルドマインダーとはどう違うのでしょうか?
保育士とは?
0〜6歳までの乳幼児を保育するために必要とされる保育士の国家資格を持つ方のことを「保育士」といいます。保育士資格は保育園の仕事のみならず、保育士を配置する義務がなされている乳児院や児童養護施設、障害施設など、さまざまな職場で働くことができるのです。チャイルドマインダーとの大きな違いは、チャイルドマインダーは民間の任用資格で、保育士は国家資格というところです。
ベビーシッターとは?
個人の自宅や民間における託児所、企業やイベント会場にて子どものお世話をする人のことをベビーシッターといいます。対象年齢は6カ月〜12歳までです。ベビーシッターは特別な資格はいりませんが、全国保育サービス協会の「認定ベビーシッターとは資格」を取得していると、お客さまも安心して子どもを預けることができます。ベビーシッターはお客さまの自宅で保育をすることがほとんどですが、チャイルドマインダーは施設で少人数を保育するなど、さまざまな形態があります。
おわりに
いかがでしたか?チャイルドマインダーはまだまだ発展途上にあり、その名を知る方も多いとはいえません。しかし、働きたいママが抱えている待機児童問題に大幅に貢献していることが伺えます。また子育て経験をいかしてチャイルドマインダーの資格をとりたい!という方は資格取得を目指してみてはいかがですか?
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