「国語力は全ての教科に影響する」という話を耳にしたことはありますか?「国語力」とは何なのでしょうか?どうして全ての教科に影響するのでしょうか?そんな大事なものなら「国語力」を高める方法も知りたいですよね。それに勉強が難しくなって進路を考える前の小学生のうちに身に付けておきたい!そんな「国語力」を高めるオススメの方法をご紹介します。
「国語力」とは思考力のことなんです!
「国語力」について書かれた書籍や情報サイトなどに目を通していくと、実は「国語力」というのは「思考力」だということがわかります。では、「思考力」は何のことでしょう?しっかりと考えることができる力でしょうか?難しい文章もスラスラと読みこなし理解できることでしょうか?改めて考えてみると難しいですね。しかし、この「思考力」が何かがわかると「国語力」といわれるものが何か、また、どうすれば小学生のうちにその力を高めることができるかわかってきますよ。
「国語力」を構成する四つの力はこれ!
文部科学省は「これからの時代に求められる国語力について」の中で、「国語力」は「想像する力」「表す力」「考える力」「感じる力」の四つの力で構成されるとしています。問われていることをしっかりと理解し、自分の考えていることをしっかりと伝える「思考力」のことです。これは、生活の中でも子どもに身に付けてもらいたい力ですね。では、これらがどうして全ての教科に影響するのでしょうか?次にその理由を考えます。
全科目に国語力が影響するのはなぜ?
国語だけでなく全ての教科において、書いてあることや問われていることをしっかりと理解することは、問題を解くために必要になります。また、答えを表現することも必要になり、これらは先ほど説明した「思考力」のことです。このように考えると、全教科に「国語力」が大きく影響することがわかりますね。「国語力」が全教科の学力アップの前提になるといっても過言ではないのです。
「語彙(ごい)」と「作文」する力を身に付けよう
「国語力」を身に付けるには「語彙」が必要になります。そして、身に付けた語彙を使って表現する、つまり「作文」する力も必要です。これらは地道な努力と時間が必要になりますから、やはり小学生のうちから取り組んでいく必要があるのです。取り組むといっても勉強として机に向かうだけでなく、生活の中で自然に身に付けていくことも必要になるでしょう。
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「国語力」を身に付けるための具体的方法
「語彙」と「作文」が「国語力」を身に付ける大きな柱になることがわかりました。それでは、小学生から具体的にどんな方法で取り組むと良いか、例を見てみたいと思います。また、親子で生活の中で自然に取り組めそうなオススメの方法もご紹介します。
いろんなものを「音読」してみよう
目で黙々と読むよりも「声に出して読む」とことばの理解や語彙を増やすきっかけになります。小学生の頃、みんなで声を合わせて教科書を読んだ記憶はありませんか?これは書いてあることの理解を深め、語彙を増やすための方法なのです。絵本や雑誌なども声に出してみると思わぬところで「あっ、そういうことか!」という気づきがあるかもしれません。
いろんなことを「書いて」みよう
書くことは「作文力」を身に付けることに直結します。もちろん、「語彙」も必要です。「日記をつける」「本や映画の感想を書く」こうしたことが有効です。たくさんでなくても1行2行で良いのです。また、「書き写す」ことも良いでしょう。気に入った本、雑誌、新聞の一文を写してみるのも国語力をつけるには良い方法です。
いろんなものを「まとめて」みよう
読んだり、書いたりしたら、まとめてみましょう。筆者がいいたいことは何だったのか?私がいいたいことはこれなんだ!こうしたことをまとめられるようになるにはまさに「国語力」が必要になります。「まとめる」ことは、内容を理解して適切な語彙を選び文を作ることです。この作業ははじめは大変ですが、繰り返し行っていくことが大切です。
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高1と中1の女の子のママです。2歳の甥がかわい過ぎて「オババカ」してます。
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