親も子もドキドキのはじめてのお泊まり保育。子どもが年少~年長の時期になると、お泊まり保育の機会が訪れるおうちもあることでしょう。親元を離れてのお泊まりには、どんなことを準備しておくといいのでしょうか?今回は、お泊まり保育での事前準備のポイントや、当日の持ち物までご紹介していきます。
お泊まり保育ってどんなことをするの?
幼稚園や保育園での行事のひとつにお泊まり保育があります。園内や園外など、それぞれの園によってお泊まりする場所や特色もさまざまです。お泊まり保育では、どんな目的があり、どんなことをするのでしょうか?
お泊まり保育は子どもの自立への第1歩
お泊まり保育の目的は、主に以下の通りです。
- 保護者のもとを離れて過ごすことで自立心・自分への自信を育む
- 集団生活のなかで先生・友だちとのつながりを深め、協調性を学ぶ
- 食事や睡眠の時間など、規則正しい生活を送る
具体的には、自然のなかで水遊びやキャンプ、自分たちで食事を作ったり夜は花火をしたりなど、さまざまなレクリエーションが用意されている場合が多いです。そのなかで、自分で身支度や布団の準備など自分のことは自分でするということを学んでいきます。
不安にさせず楽しい気持ちを高めてあげて
いつもはパパやママと一緒に寝ている子どもにとって、親と離れて一晩過ごすことはとても勇気のいることです。お泊まり保育の前から「ひとりでも大丈夫だよね?」などと不安をあおるようなことをいうのは避けましょう。「お友だちと遊べるから楽しみだね!」など前向きな言葉で声かけをするように心がけましょう。心配でさみしい気持ちを抱えているパパやママもいるでしょうが、お泊まり保育は双方にとって前向きなイベントだととらえておきたいですね。
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お泊まり保育で事前に整えておきたいポイント
お泊まり保育では、パパやママが子どものお世話をすることはありません。自分でやる・やれるようにしておくこともとても大切です。ここでは、お泊まり保育の前に準備しておきたいポイントを三つにしぼってご紹介します。
髪の毛や爪などは清潔に
お泊まり保育では、戸外でアグレッシブに活動したり、たくさんの人が食事する食べ物に触れたりする場面も想定されます。マナーのひとつとして、髪は短くしておく・爪はきれいに切っておくなど清潔に整えておきましょう。また、体調を整えておくことも大切です。たくさんの子どもが集まるイベントなので、親としても子どもの体調管理に責任を持っておきたいですね。
お風呂でできるようにしておきたいこと
いつもはお風呂に入るとパパやママが体や髪を洗ってあげているかもしれませんが、お泊まり保育でまでには、自分で自分の体や髪を洗えるように練習しておきたいですね。下着・パジャマも自分で着られるように日頃からチャレンジさせるようにしておきましょう。必ずしもできなければだめ!ということではありませんが、先生の人数にも限りがあるので、園での手間・負担が減るようにあらかじめ練習させておくといいですね。
気になる夜のあれこれ
親として一番気になるのが、夜のこと。夜泣きやおねしょが特に心配なポイントではないでしょうか?そんなときには、事前に園に相談しておきましょう。夜泣きをした場合にその子独自の対処方法があれば、伝えておくと先生も親としても多少安心です。おねしょや夜のトイレなど、日常で対処していることがあればそれも伝えておくことといいでしょう。トレパンや紙おむつ、夜間に起こしてトイレサポートなど、対応してもらえる場合も多いです。
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長男(小1 )・次男(年中)の二児を子育て中。総務・人事・経理などの事務職に従事し、産休・育休ののちに離職。その後フリーライターとして、出産育児・ビジネス・働き方関連・就職転職・地方創生など幅広いテーマを執筆しながら早4年目に突入しました。
男の子2人の育児に翻弄されつつも、我が子には「思いやりのある子・人の痛みのわかる子」になってほしいと願いながら慌ただしい毎日を過ごしています。
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