おもちゃは全部独り占め。独占欲の強い子どもへの対処法

独占欲が強い子どもの対処法

おもちゃを貸す
ゆっくりと構えて待つといっても、子どもがいざ友達と遊んでいる際におもちゃを独り占めにしたり、友達のおもちゃを奪って独占したりする時には、黙って見ているわけにはいきませんよね。そういった際には、どのような対処を取れば良いのでしょうか?

基本的には強く注意せず、優しく介入する

独占欲を出すことも成長に必要な表現のひとつなので、基本的に強く注意することはしないほうが良いとされています。そのため、遊んでいる時にトラブルが生じた際には、優しく介入することからはじめましょう。

ただ、子どもはすぐに意味を理解するのは難しいので、頭ごなしに注意するのではなく、根気よく諭すように促していくことが大切です。ただし、友達に危害を加える、友達のおもちゃを奪って隠すなどした際には、きちんと注意をしてくださいね。

貸すこと、貸してもらうことを根気よく伝える

友達と一緒に遊ぶ時には、それぞれのおもちゃを使うことがほとんどかと思います。もし、他人のおもちゃを取ってしまった時には「これは○○ちゃんのおもちゃだから返そうね」や「○○ちゃんに貸してってお願いしてみよう」などと促すことが重要です。

また、友達が我が子のおもちゃで遊びたがっている場合には「○○ちゃんにおもちゃを貸してあげよう」や「自分のおもちゃを貸してあげられないなら、お友達のおもちゃも借りられないんだよ」と根気よく教えてあげましょう。

貸すことができたら、褒めてあげる

上手におもちゃの貸し借りができた際には、子どもをたくさん褒めてあげてください。日常生活の中で、自分のものと他人のものを区別することを覚え、貸し借りをしながら、より楽しく遊べることを知ることができれば、おのずと友達とも上手に遊べるようになっていきます。

おわりに

2歳頃の子どもが独占欲を持ち始めるのは自己主張の現れといえるでしょう。健康的な成長の証でもあるため、必要以上に不安に思う必要はありません。むしろ、譲りあいを覚えていくステップに入ったということですから、喜ばしいことでもあるのです。

日々の生活の中で、自分の物と他人の物の区別を覚えていくことで、友達との関わりがスムーズに行えるようになるでしょう。親はそういったところを意識しつつ、子どもと関わるようにしてみてくださいね。

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