赤ちゃんの遊び飲みにイライラ!どう対処したらよい?

赤ちゃんの遊び飲み
授乳に慣れてきた赤ちゃんでも、授乳中に遊んでしまってなかなか母乳やミルクを飲んでくれなくなってしまうことがあります。そんな状態は一般的に『遊び飲み』と呼ばれています。
赤ちゃんが遊び飲みをするようになってしまうと、授乳時間も長くなってしまいママの負担も大きくなってしまうため、ついイライラしてしまいますよね?また、どこか悪いのかと心配になってしまうことも・・・。
そこで、今回は赤ちゃんの遊び飲みの原因や対策をまとめてみました!母乳育児の人もミルク育児の人も必見ですよ!

赤ちゃんの遊び飲みってどんなもの?

赤ちゃんと哺乳瓶
赤ちゃんの遊び飲みの対処方法を見ていく前に、そもそも遊び飲みがどのようなものなのか、いつくらいにするものなのかを確認してみましょう。

赤ちゃんの遊び飲みの例

遊び飲みの例には、次のようなものがあります。

  • 授乳しようとしても笑って飲まない
  • 授乳中に乳首を引っ張ったりかんだりする
  • おっぱいを押して突き放したりのけぞって逃げようとしたりする
  • 乳首を含ませても吸わずにすぐに離してしまう、触っているだけ

このように、遊び飲みはニヤニヤしたりかんだりといった明らかに「遊んでいる」と思われる様子以外に「ちゃんと飲んでくれない」ということまでまとめた状態のことを指すようです。

遊び飲みの時期はいつ頃?

そんな遊び飲みは生後3カ月~半年くらいからはじまるといわれています。この時期は赤ちゃんがちょうど授乳に慣れる時期。それまではただ吸いつくことに一生懸命なためほかのことに気をとられたりふざけたりすることはありません。遊び飲みをするようになるということは、赤ちゃんが成長したことで「ある程度余裕ができた」ということでもあるのですね。
遊び飲みをやめる時期も赤ちゃんによって違い、一カ月も続かない子もいれば生後12カ月くらいになっても遊び飲みをしてしまう子もいます。もちろん、最初から最後まで遊び飲みをしないという赤ちゃんもいるようです。
遊び飲みをしている赤ちゃんは環境を整えてあげることでやめてくれるようになることもありますので、しっかりと対策してあげるようにしましょう。

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赤ちゃんの遊び飲みの原因と対策

ミルクをあげる
赤ちゃんの遊び飲みの対策は、原因ごとに違ってきます。原因ごとに対策をチェックしてみましょう。

周りが気になって仕方ない

生後3~5カ月の低月齢の赤ちゃんで多いのが「赤ちゃんが周りを気にして飲めない」ということ。
赤ちゃんは音に敏感なため、音がうるさい場所では気が散ってしまうということも少なくありません。なるべくTVなどは決して、車や電車のような大きな音がしない場所で授乳してあげるようにしましょう。
また、生後3カ月~5カ月の赤ちゃんは、0.04~0.08くらいに視力も上がってきます。そのため、この時期の赤ちゃんは周りの様子を見るのがとても楽しくなるようです。授乳中はいつもとは違う目の高さでいろいろなものが見られるようになるため、ついキョロキョロしてしまうのは、仕方がないことなのかもしれませんね。どうしても気になるようなら、授乳ケープなどで視界を遮ってあげると赤ちゃんも集中して飲めるようになりますよ。

あまりおなかがすいていない

授乳時間がそろそろだからと思って授乳しようとしても赤ちゃんが逃げたりただおっぱいを触っているだけになってしまったりという場合には、単純に「おなかがすいていない」という可能性もあります。体調が悪いというわけでない場合は、ちょっと時間を空けてから再度チャレンジしてみましょう。
また、「赤ちゃんが泣くから」と授乳をしている場合でも単純に甘えたかったり寂しかったりということもあります。乳首をくわえたけど飲まないというときには特にママとスキンシップしたかったという可能性がありますので、授乳を切り上げて赤ちゃんとのプレイタイムに切り替えることをおすすめします。

ママに見てもらいたがっている

赤ちゃんの視力が上がってくると、授乳中にママの顔をジッとのぞいてくることも増えてきます。そんなときにママがスマホやTVを見たりしていると、赤ちゃんはママの注意をひきたくておっぱいをたたいたりかんだりしてしまうことがあります。
また、赤ちゃんもそちらの方が気になってしまって飲んでくれなくなるということもありますので、授乳中はなるべく控えて赤ちゃんのことを見てあげるようにしましょう。また、ママの顔をジッと見て飲むのをやめてしまうという赤ちゃんもいると思いますが、そんなときには、「大丈夫?」など声がけしてあげると再び飲みはじめてくれることが多いですよ。

ママの反応を見て遊んでいる

赤ちゃんの視力が上がったことと関連して、赤ちゃんは「ママの反応を楽しむ」という遊びをするようになってきます。普段の遊びのときならうれしい成長ですが、基本的に授乳中も関係なく楽しんでしまうのが赤ちゃんです。
赤ちゃんがニヤニヤ笑っているときに一緒に笑ったり、乳首をかまれたときに「痛い!」と叫んだり顔をしかめたり・・・。そんなママの反応が楽しくてついクセになってしまっている赤ちゃんも少なくありません。遊び飲みをされているときは、なるべく無表情を心がけるようにしてください。

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